前回の記事と内容が被る部分も多いですが、タイトルにある通り本試験は自分の実力を解答用紙にしっかり落とし込めるように、悔いのないようにやりきることが大切です。
1年にたった一度の本試験。
今日含めて本試験まで残り3日ですが、悔いのないように過ごしてください。
(管理人は簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法、相続税法に合格し、現在は開業税理士として働いています。)
「絶対、合格する」ではなく「実力を十分に発揮する」という気持ちで!
「絶対に合格する」という気持ちで本試験にのぞむことは素晴らしいことです。
この気持ちでのぞむ兼任受験生は自分に厳しい傾向があり、働きながらもしっかり計画をたてて専門学校の学習内容をほぼ網羅されている方が多いと思います。
限られた時間内で本気の専念受験生に匹敵する、もしくは勝る実力を身につけた兼任受験生は自信に溢れていると思います。
ただ、自信があふれているぶん本試験で勉強していない範囲が出題されたときは、そのショックは計り知れないです。
そしてそのショックから上手く立ち直れないと本試験の最中はずっと不安と恐怖に闘うことになります。
個人的には目標を「絶対、合格する」⇒「実力を十分に発揮する」とハードルを下げることをおすすめします。
この場合の「実力を十分に発揮する」とは「難しい問題はまずは後回しでまずは簡単な問題から解く。120分間の制限時間内でいかに点数を伸ばす」ということです。
本試験では難しい問題や勉強していない範囲が出題されるのは当たり前。
いかに難しい問題に手をつけずに解ける問題から解くかが大切です。
難しい問題を初見で解けなくても他の問題を解いている間に「ピンッ💡」と閃き二度目で回答できることもあります。
本試験の問題を全部解こうとするのではなく、120分間でその本試験の問題に沿った合格答案を作成する気持ちでのぞみましょう。
何度も言いますが、合格答案の作成は 「難しい問題はまずは後回しでまずは簡単な問題から解く。120分間の制限時間内でいかに点数を伸ばせるか」 です。
上位30%以内のTAC生や大原生は自分の座る席の列のトップ!
おそらく私のブログを見ている受験生は(仕事と)兼任受験生でTAC生や大原生の方が多いと思います。
TAC生や大原生で答練上位30%以内の方は、自信をもって本試験にのぞんでください!!
本試験会場に行くと様々な人間が税理士試験を受験していることがわかります。
私は(大学院免除ではなく)5科目とも科目合格だったこともあり様々な受験生をみてきました。
何年も前のテキストや理論集を読んでいる受験生、本試験中に何度も嗚咽を吐く受験生、理論が書けないことがわかると本試験終了まで睡眠をとる受験生、最近は途中退出に規制がはいりましたが私が法人税法を受験したときは、理論・計算の両方が難解で1/3程の受験生が途中退出した年もありました。
TACや大原で学校でこのような光景を見ることは極めて稀です。
自分が今までいかにレベルの高い受験生と一緒に同じ教室で時間を過ごしてきたのか、そのことに自信をもっていただければと思います。
あなたはその席の列のトップレベルの実力者です。
実力者は周りを気にせず自分の実力を答案用紙に反映させることに集中しましょう。
開始の合図まで日頃のルーチンワークを大切に!
本試験開始の合図までのルーチンワーク。
何度も本試験当日をシミュレーションをして開始の合図までのルーチンワークを既に定型化された方も多いと思います。
自分なりのルーチンワークを本試験当日までも実践しましょう。
本試験当日は特別なことをせず、日頃の答練と同じように望むことが大切です。
日頃のルーチンワークは自分自信が試験で実力を発揮するための最適解です。
過去にも本試験開始の合図までの私のルーチンワークについて記事にしましたが、今回は敢えて載せないようにします。
ご自身のルーチンワークこそが最適解です。
残りの3日間は今まで頑張ってきた自分自身を誰よりも何よりも信じてください。
当日持参するものは、「 ⑤受験生の武器(文房具、時計、電卓)選び!」の記事を参考に!
是非、この記事を読んで頂いた兼任受験生の皆さまが本試験で実力を十分に発揮できることを期待しています。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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