開業税理士が考える“税理士になってよかったこと”

旧車と花
旧車と花

今回は税理士という資格を取得して良かったなと思うこと3選について記事にしました。

積み重ねができる仕事ということ

税理士の最大の魅力は積み重ねができる仕事ということです。

記帳代行や領収書貼りなどの単純作業からスタートして、所得税・法人税・消費税などの税務書類の作成、節税提案などの経験を得て一般的な税理士業務をひととおりこなせるようになり、その土台から相続税実務や自社株業務を積むのもよし、経営コンサルティング業務を積むのもよし、補助金サポート業務を積むのもよし、税理士業務を自分の色にカスタマイズすることができます。

更に、業務のカスタマイズに情報発信力(ブログなど)を付加すると更に独自性が増します。

独立開業をすると更にカスタマイズの自由度があがります。

本や研修で学んだ内容をすぐに実務にアウトプットできるのも税理士業の強みです。(要は積み重ねがしやすいということ。)

色々な要素を積み重ねて独自性を追求したいですね。

人から感謝される仕事であること

税理士業務のほとんどが人から感謝される仕事です。税理士業務の本質は人が悩んでいることを解決すること(税務相談)、人ができないことを代わりに遂行すること(税務代理)です。

そのため仕事が無事完了するとお客さまから直接「ありがとうございました!」と感謝の言葉を頂く機会が多いです。

人から感謝される仕事は仕事満足度に高い傾向にあります。

また、税務相談中心となりますが、相談を親身になって乗ることができるというのも強みだと思います。

最近、他人に無関心、他人とは必要最低限にしか関わらない人が増加してきたと思います。

両親以外で自分のことを相談できる相手がいないという人も多くなっているのかなと…。

そんな現代において親身に相談に乗ってくれる相手というのは貴重な存在です。

税務中心とはなりますが、その貴重な存在に税理士はなりうるものと考えています。

年をとるに連れて可能性が広がる仕事であること

会社員時代は年をとるに連れて自分の可能性は小さくなるものと感じました。

「転職するなら20歳代まで。30歳を過ぎると就職口も少なくなり新しいチャレンジができなくなる。」

働き方が多様になった今でもこの考え方は未だ多くの社会人に植え付けられているのかなと思います。

税理士という職業はこの真逆の傾向にあります。

税理士は開業するとまずは「お前誰やねん?」から始まります。

世の中にまったく知られていない状態です。

ただ、しっかり営業を続けていると徐々に自分の存在が世の中に知れわたり、いずれ周りから声をかけて頂くことになります。(私も最近地元の金融機関にあるプロジェクトの協定を結んでほしいと声をかけて頂きました。)

もちろん営業努力は必須ですが、自分の認知度が徐々にアップします。

年をとるに連れて可能性が広がる仕事、ワクワクしませんか?(私はワクワクします。)

税理士として開業するとリスクもあがりますがそれをはるかに超えるワクワクあります。

ある程度、難関国家資格という独占業務に守られながら、リスクとそれを超えるワクワク感を実感できる。

税理士という仕事(特に開業税理士という仕事)は恵まれた仕事だなと思います。

以上が税理士という仕事の魅力です。また、税理士という仕事について定期的に振り返りたいと思います。


プロフィール

相続税・贈与税サービス

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■編集後記

半日は相続業務。半日はフリー。明日からお盆休みとなります。

■運動は仕事!

読書をしながら筋トレ!

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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