【ひとり税理士】世間話、どのタイミングでするかベストか?

井戸に浮く紫陽花
井戸に浮く紫陽花

私はお客さまと世間話をすることがあります。

天気や趣味、今でいうとオリンピックでしょうか?

独立開業後、世間話をするタイミングがある程度決まってきましたの今回自分なりに分析したいと思います。

営業マン時代に読んだ自己啓発本では。

大学卒業後に機械メーカーに就職して営業マンとして働いていました。

そのとき読んだ営業に係る自己啓発の本では「世間話」はお客さまとの距離を縮めるために大切だと書いてあり、世間話は打合せの「最初」がベストと記載されていました。

お客さまとの共通点を世間話で探り、共通した話をすることでお客さまとの距離を縮めるというものです。

世間話を打合せの「最初」にやるテクニックは、事前にアポをとれた新規のお客さまには有効だったかなと思います。

新規のお客さまとの打合せの場合はお互い初対面で緊張しています。

緊張をほぐすという意味では世間話をもってのこいです。

ただ、全てのお客さまには有効というわけではなく、特に結論重視のお客さまにはあまり効果がなかったかなと思います。

「世間話」は使いようです。

必ずするというものではないことを営業マン時代で学びました。

独立開業後は、世間話をするなら打合せの後

独立開業後、多くのお客さまと打合せをさせて頂きましたが、ほとんどの場合、世間話のタイミングは打合せのあとになります。

税理士に仕事を依頼するお客さまは難しいことに不安や疑問をもっている方が多く、税理士にはまず「自分の不安や疑問を聴いてもらうこと」と「解決への道筋を示すこと」を期待されています。

打合せが開始すると、「お客さまの話」をヒアリングして解決策を練ることに全力を注ぎます。

解決策や道筋を提示してお客さまに納得して頂き打合せをクロージングした後に世間話をします。

お客さまとの距離を縮めるために大切なことは「打合せの内容であり質」です。

世間話は長時間の真剣な雰囲気を少し和ませる緩衝材のようなような役割です。

世間話も大切。ネタのアンテナをはる!

打合せで最な大切ことは、打合せの「内容であり質」だと思います。

そのため、事前にディスカッションペーパーを作成するなど準備をしっかりして打合せを望みます。

ただ、「世間話」もお客さまとコミュニケーションをとる一つの手段であります。

日頃から世間話のネタのアンテナもはっておくことも大切です。

私は相続業務をメインとしていることもあり、お客さまと短~中期間で何度もお会いすることも多く、またお客さまのご自宅に訪問することも多いです。

お客さまのご自宅は世間話のネタを収集するにはもってこいの場所です。

打合部屋の様子や自動車の車種をなどを確認して自分との共通点があれば、その共通したテーマについて世間話をします。

共通点がないのであれば、王道の季節ネタや時事ネタですね。

ただ、いずれにしても世間話は打合せのあと。

まずは打合せに全力です。


プロフィール

相続税・贈与税サービス

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■編集後記

午前中は相続業務で先輩税理士と打合せ。納税協会へ訪問。午後はオリンピックを観戦しながらブログ。明日は一日オフ。

■運動は仕事!

バイクでかなり汗をかきました。停車時に身体をひねる体操をしてお腹で刺激。

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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