【働きながら税理士試験】6月突入!ここからが本当の勝負!さあ反撃の狼煙をあげよ。

宮津の刺身定食
宮津の刺身定食

働きながら税理士試験に挑戦する受験生(以下「兼任受験生」)の方は、3月決算の繁忙期がひと段落してこれからようやく試験勉強の時間を確保しやすくなる方も多いのではないでしょうか?

私も兼任受験生時代は6月以降は仕事の負荷が軽減し、受験勉強の充てる時間が次第に増えていきました。

兼任受験生にとっては6月以降が真の勝負の時期となります。

私も自分の経験談をもとに6月以降の過ごし方について情報共有できたらなと思います。

6月以降の記事は、➀理論、②計算、③本番実力を発揮するための訓練、④細部にこだわる、というのをテーマに記事を書ければなと思います。

今回は6月以降こころがけることをについて情報共有しますね。

6月以降は「受験勉強」を優先。第一目標は答練上位30%以内

5月は繁忙期だったこともあり、勉強時間の確保だけでも精一杯だったという兼任受験生は多いと思います。

しかし、ほとんどの会計事務所では6月以降は仕事の負荷が軽減されるはずです。

私の場合も、5月は3月決算が5社、6月は4月決算が2社、7月は5月決算が1社、8月は6月決算2社と6月以降業務量は次第に軽減していきました。

そのぶん、勉強時間は確保できます。

6月から本試験が終わるまでは他の何よりも受験勉強を優先してください。

仕事よりも、プライベートよりも、受験勉強を優先です。

そして毎週の答練の順位を意識しましょう。

今が平均ぐらいの位置ならまずは上位30%以内に入れるまで徹底して勉強しましょう。

TACや大原の先生方がおっしゃるとおり、大手専門学校の答練の上位30%以内が合格のボーダーラインです。

まずは上位30%以内に入る。あとは上位30%以内を頑張ってキープし続けましょう。

今は上位30%以内で本試験に近づくにつれて順位を落とすよりも、今は平均ぐらいで本試験に近づくにつれて上位30%以内に入るほうが勢いがあり断然良いです。

受験勉強をルーチン化する

受験勉強を歯を磨くのと同じぐらいルーチン化しましょう。

半年以上受験勉強をルーチン化するのはきついですが、本試験までの2か月~2.5か月の短期間なら可能です。

私の兼任受験生時代の直前期(6月以降)の平日のルーチンです。是非参考にしてください。

6:00 起床

6:20~7:30 計算の総合問題を解く

7:30~8:15 朝食&身支度

8:15~8:25 徒歩

8:30~9:10 電車の中で理論を回す

9:30~12:00 仕事

12:00~13:00 近くのカフェで理論を回す

13:00~18:00 仕事

18:10~18:50 電車の中で計算要点ポイント集をチェック

18:50~19:00 徒歩

19:00~20:30 夕食&風呂

20:30~21:30 朝に解いた総合問題の採点&間違った箇所の復習

21:30~23:00 理論の柱上げ&理論を回す&理論問題の復習

23:00~23:30 ストレッチ&歯磨き&寝る準備

23:30~24:15 苦手な理論を眺める、回してみる。次第に眠たくなるので寝る

計算と理論のバランスは必要ですが、頑張れば平日でも5時間~6時間の勉強時間を確保できます。

平日5時間以上の勉強を是非ルーチン化してください。

これは本当に慣れです!慣れればそれほど苦ではないです。

ただ、凡人が6月以降も答練上位30%以内の位置をKEEPするには毎日5時間以上の勉強時間の確保は必要だと思います。

自分はもちろん本気ですが、周りの受験生も本気、同じ科目を何年も受験しているベテラン受験生もいます。

税理士試験は高レベル(※学歴うんぬんでなく勉強量と言う意味で)の受験生の争いです。

本試験までほんの2か月程度です。この短期間は甘い気持ちは捨てましょう。

ネガティブになる時間すらないことが兼任受験生の最大の武器

「たくさん勉強しているのに答練の順位が上がらない」

「答練は順調だけど本試験で失敗するかもしれない」

「今年本試験で失敗したら来年も同じ苦しみを味わうのか」

私たちはAIやロボットではありません。こころの通った人間です。

当然ネガティブなことを考えてしまいます。それは仕方のないことです。

ネガティブなことを考えてしまうときは“ふとしたとき”です。

その“ふとしたとき”をなるべくつくらないようにしましょう。

この点でいえば専念受験生よりも兼任受験生のほうが利点があると思います。

平日は睡眠、食事、入浴、徒歩、ストレッチ、トイレ、そして仕事以外の時間は全て受験勉強に捧げることになります。

この生活をしていると、“ふとする”時間などほぼないと思います。(あったとしても1週間に1回程度)

おそらく夜、布団に入ると5分で寝れます。それぐらい毎日エネルギーを消費します。

不眠症とは無縁の生活です。

専念受験生の場合は受験勉強のみの生活なので、どうしても時間が余ります。

時間が余ればネガティブなことを考えがちです。

兼任受験生の場合は、平日時間が余ることは基本的にないです。

そのぶん毎日充実感にあふれた生活を送ることができます。

充実感が溢れると毎日が楽しくなり勢いというの生まれます。

その勢いこそが兼任受験生の最大の武器です

その勢いに乗ったまま本試験まで突っ走りましょう!


プロフィール

相続税・贈与税サービス

定期的なサポートサービス

単発のサービス

申告のみプランサービス


■編集後記

9:00から一時支援金の事前確認、その後フルート練習。

午後は京都から滋賀を横断する峠道を5時間かけてツーリングしました。

■一日一新

南丹美山町でソースかつ丼を食す。

税理士 丹尾 淳史
税理士 丹尾 淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒フォークリフトマン⇒塗装工⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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