【働きながら税理士試験】㉖官報合格するには毎年の試験勉強をやりきることが大切

のどかな農村
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7月、本試験の日まで1か月~1.5か月前となりました。

7月中旬頃にはTACや大原のカリキュラムがひととおり終わり、基本は本試験まで自主勉強となります。

この1か月~1.5か月は悔いが残らないように自分が納得が納得するまで試験勉強をやり切ることが大切です。

今回は毎年試験勉強をやるきることの大切さを整理しました。

合格できない人の共通点

働きながら難関資格の試験に挑戦している人に「今年の試験の手応えはどうですしたか?」と聴くと、けっこうな割合で

「今年は仕事が忙しかったから・・・」

「今年はあまり勉強できなかった。でも来年が本番なの・・・」

「今年は本試験会場の雰囲気を味わうことが目的。来年こそは・・・」

「・・・・・」

と回答が返ってきます。

私には「俺(私)は、仕事が忙しくて試験勉強に時間を確保できなかったから今年の試験は駄目やったけど、来年本気を出せば合格できる!」と聞こえてしまいます。

ただ、私の知る限りこういった回答をしている人はその年だけでなく、来年、再来年も同じ質問をしても同じ回答が返ってくると思います。

また、難関試験というのは合格者の数よりも不合格者の数のほうが圧倒的に多いもの。

望んでもいないのに、いつのまにか自分の周りでも「仕事が忙しくて今年も試験勉強の時間が確保できない。今年は駄目だけど来年こそは」という考え方が蔓延(はびこ)っている可能性があります。

そういった考え方や空気には負けないことも大切です。

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合格した人の共通点

官報合格した人の共通点は、合格できない人の共通点の真逆となります。

「毎年が本気」

「毎年本気で働きながら試験勉強をして、本試験も本気で受けて最後の1分1秒まで1点を積み重ねることに粘る」

これが合格した人の共通点となります。

この考え方をもっていてもその年の本試験の結果が不合格者ということもあるでしょう。

ただ、兼任受験生でいる間、「毎年本気」の姿勢で税理士試験に挑戦し続ければ、いつかは必ず官報合格にたどりつくと思います。

高校時代に学校の勉強についていけなくなった私でも「毎年本気」の姿勢を貫いてなんとか官報合格できました。(簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法、相続税法に合格)

逆に「今年は仕事が忙しくて試験勉強はあんまり…」と途中でその年の本試験を諦めた経験をもつ方は合格者のなかでは見かけたことがないです。

前節でお伝えしたとおり、難関試験というのは合格者の数よりも不合格者の数のほうが圧倒的に多いものです。

いつの間にか自分の周りも「仕事が忙しくて今年の本試験も厳しい(諦めた)」という考え方が蔓延っている可能性があります。

そんな考え方には惑わされず、合格するために「毎年本気」の姿勢を貫きましょう。

自分なりの今年の「本気」磨く。

自分なりの今年の「本気」を磨きましょう。

現時点で人によって試験勉強の完成度は異なると思います。

7月上旬で理論も計算も仕上がっている人もいれば、理論が仕上がっていない人、計算が仕上がっていない人、両方仕上がっていない人もいるでしょう。

当たり前ですが「本試験に合格するには本試験で高得点(上位10%~15%程度)をとれればいい」だけの話です。

自分の現在地を認識して本試験の合格率を少しでも上げれるように、本試験で1点でも多くとれるように自分なりの戦略をたてて勉強することが大切です。

7月上旬時点である程度仕上がっている人は、本試験で精度の高い理論を書けるように、うっかりミスをしないように、時間配分を間違えないように、自分の実力を十分発揮できるように、残り1か月~1か月半の期間を訓練にあててください。(これまでの努力を無駄にしないためにも

私は答練で出題された理論については精度を高めるために、書く時間のスピードアップのために定期的に紙に書いていました。

7月上旬時点で計算や理論、またはその両方仕上がってない人は、講師と相談しながら本試験の合格率をアップさせるために戦略を練りましょう。

官報合格するには、本試験まで諦めない。諦め癖を一度でもつけないことが大切です。

残り1か月~1.5か月間。この期間は自己と向き合いながら1年間で最も濃密な日々を過ごしてください。


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本試験で実力を発揮するために試験開始前に自分の言い聞かすマイルール

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繁忙期の5月は順位よりも復習を優先!

5月下旬の繁忙期を乗り越えよう!諦め癖をつけないことが大切!

6月突入!ここからが本当の勝負!さあ反撃の狼煙をあげよ。

受験生時代の直前期から本試験までの理論の勉強について

受験生時代の直前期から本試験までの計算の勉強について

本試験で本来の実力を発揮するための訓練の大切さ

細部にこだわることの大切さ。そのこだわりが1点分の価値を見出す。

■編集後記

午前は月次支援金のサポートとブログを執筆

午後から相続業務に邁進します。

■運動は仕事!

夕方1時間ほどランニングをします。

税理士 丹尾 淳史
税理士 丹尾 淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒フォークリフトマン⇒塗装工⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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