【働きながら税理士試験】その⑨受験生時代にやってしまった珍行動

本試験のイメージ
本試験のイメージ
にお あつし

この記事を書いた人はこんな人です。ご興味があれば、どうぞ!

にお あつしってどんなひと?(税理士ブロガー。趣味はバイクとフルート♬

前回までの記事☕

プロローグ

合格レベル

年間スケジュールと勉強時間の確保

理論の暗記方法

受験生の武器(文房具、時計、電卓)選び!

本試験までのモチベーションの保ち方

受験生時代の失敗談 ベスト5

直前期の通学は平日派?休日派?私は断然平日派(^^)/

(※管理人は簿記論、財務諸表論、法人税法、消費税法をTACで、相続税法を大原で合格)

働きながら税理士試験に挑戦していると、勉強時間の確保という課題をクリアする工夫からはじまり、理論の暗記方法、計算問題の解き方、ペンの選び方などさまざまなことに工夫するようになります。

ただ、効果のあった工夫もあれば、残念な結果に終わった工夫もあります。

今回は受験生時代を振り返ってみて、改めて珍行動だったなと思う工夫をご紹介させていただきます。

車を運転しながら理論CDを聴く

TACに通っていたときに受験生仲間で「理論CD」というものが当時流行っていました。

各税法の理論がCDに収まっており、そのCDを聴きながら「耳」で理論を覚えるというものです。

私も「法人税法」「消費税法」の2つを持っています。(それぞれ定価5,000円ほど)

ただ、普段の日常生活で理論をCDで聴いて勉強するシーンはかなり少ないんですよね。

事務所へ通勤する際の電車や徒歩などは理論集を手に持って「目」で見で覚えることが可能です。

そうなるとCDを聴いて「耳」で覚えるシーンはクライアントに訪問するときに社有車を運転している最中となります。

CDから流れる理論を「耳」で暗記しようと集中するのですが、いっぽうで交通量の多いの京都市内の道路の運転にも注意を払わなければなりません。

車の運転に集中するといつのまにか新しい理論の音声が流れていってます。

結局、車を運転中にCDから流れる理論を覚えることで交通事故のリスクがあることを悟り、2か月間程試した後でやめました。

これはランニングも同じで一時期ランニングしながら理論CDを聴いていましたが、理論の音声に意識が集中するに余り転倒しそうになっていました。

個人的には理論を「耳」で暗記する方法は私には合わなかったです。

沸騰(ふっとう)中の頭に冷えピタ

私は前回の記事でもご紹介したように、仕事終わりの平日夜にTACや大原に通っていました。

講義のある日といっても、その日の仕事はランダムです。

一日中記帳代行の日もあれば、午前及び午後はクライアント訪問の日もあります。

いずれにせよ仕事で疲弊した状態で学校の講義や答練を受けることになります。

面白いのが疲弊した状態で更に脳のエネルギーを消耗させて2時間の答練を受けることになるので、答練の最中は頭の中の熱が上昇して頭部から湧き出る汗が尋常ではなかったです(笑)

まるで自分の頭が、“ゆでダコ”や“お湯が沸騰したやかん”の状態です。まさにオーバーヒート!

答練を受講するときは頭の熱上昇対策をする必要があり、そこで私はおでこに“冷えピタ”を貼りながら答練を受講していました(笑)

講師目線で私自身の姿を想像すると滑稽な姿だったかもしれません。

ただ、同じ答練を受講する場合も、専念受験生のようにベストコンディションで受講する場合と兼任受験生のように疲労困憊の状態で受講する場合とではかなり違います。

同じ点数でも兼任受験生のほうが伸びしろがありますので、疲労回復の工夫をしながら答練を乗り切ってほしいです。

冷えピタを貼るのが恥ずかしい場合には、講義や答練を受講する前に水素カプセルに入って疲労回復をはかるのもありかなと思います。

スプーンを持ちながら理論を食べるように暗記

税理士試験の最大の壁は理論の暗記だと思います。

あの膨大の理論を暗記して、いつでもアウトプットする必要があります。

そこで受験生は自分に合った理論の暗記方法を確立することになります。

私も受験生時代は理論の暗記方法をかなり研究しました。

ただし、時には間違った方向に進んでしまうことも…。

身体を動かしながら理論暗記する方法に一定の効果があることを知った私はその応用術として「理論を食べて暗記する方法」を試したことがあります。

理論集のページを破ってその紙を食べるという方法ではありません。(お腹をこわすのと理論集がもったいないです)

具体的には、理論の文字をスプーンですくうようになぞり、一文をなぞり終わるとスプーンを口にあてるといった方法です。

スープを口にするように理論を体内に吸収できるかと考えていましたが、さすがに論理が破綻していました。

1週間程試してみて効果がないことを悟り、その方法を断念しました。

ただ、理論を暗記すること自体は得意なほうだったので、受験仲間に理論の暗記方法を質問をされたときにネタでその話をしていました。

以上となります。

兼任受験生のときは受験勉強の時間の確保が難しいこともあり、受験勉強のいろいろ要素に様々な工夫を試しながら失敗と成功を繰り返してきました。

ただ、この受験生時代の工夫と挑戦、失敗と成功の繰り返しの経験が、今の私の税理士スタイルをつくったことも事実で、その税理士スタイルを楽しんでいます!

是非、兼任受験生の方も受験勉強を通じて様々な工夫を試して頂ければと思います(^^)/

-編集後記-

最近はPCとにらめっこしすぎているので目に疲労がたまっています。

今日はランニングした後に確定申告業務をする予定。

プロフィール お問い合わせ

Follow me!

PAGE TOP