いよいよ明日から税理士試験ですね!
税理士試験は毎年8月(稀に7月)のどこかの週の火曜日~木曜日の計3日間で実施されます。
私の合格科目は1日目の簿記論、財務諸表論、消費税法、2日目の法人税法、相続税法であり3日目を経験したことがありません。
本日から3日間、過去の税理士試験を振りかえり、ちょっとおかしなエピソードをご紹介させて頂きます。(受験生向けに「働きながら税理士試験シリーズ」は他に用意してあります。)
本日は本試験前日編です。
夕食で食べたパスタが高すぎ!
税理士試験の1年目。
会社を退職して受験専念した年で金欠受験生の時代の話です。
私は例年、当時住んでいた滋賀の実家から本試験会場まで離れていることもあり、前日は試験会場の最寄りのホテルに宿泊していました。
その年の本試験の会場はindex大阪で宿泊したホテルは某高級ホテル。
当時は そのホテルが高級ホテルとは知らず、宿泊料は高いと感じつつも本試験会場のアクセスを第一に優先し、そのホテルに宿泊しました。
驚きだったのがディナーの値段。
ホテルのイタリアンでディナーを済ませようとお店に入ったのですが、メニュー表に記載された値段をみて仰天( ;∀;)
財布には5,000円程いれていたのですが、その予算でなんとかパスタ1皿を注文できるレベルでした。
とりあえずパスタを1皿を注文。
出てきたパスタはお皿の底を中心に小さく円を描いており、フォーク3口程度の量でした。
その少ない量のパスタを普段の3倍ぐらい噛んで味わいました。(味は美味しかったです)
その後は一目散におをでて、近くのコンビニに行き500円で弁当を購入しました。
関西人が金沢の試験会場で受験!
受講していた法人税法クラスの先生に“地方の試験会場で受験する”ことをすすめられました。
「東京や大阪のエリアは専門学校が多数あり、レベルの高い受験生が多い。自分の前の席の受験生達が縦つづけに高得点だと合格ギリギリレベルの答案でも印象が悪くなる可能がある。それなら受験生のレベルが比較的ましな地方で受験したほうが合格の可能性が高まる」という理屈で今覚えば根拠のない考えでしたが、当時の私は藁にも縋る気持ちで先生の助言に従いました。
そのため、1~2年目は関西の受験生らしくindex大阪で受験しましたが、3年目から最終年の前年(7年目)までは石川県の金沢の試験場で受験しました。
ただ、確かに一定の成果があったことも事実で、簿記論、法人税法、消費税法は金沢で合格しました。(その後、相続税法という泥沼に金沢で陥ることになりますが(笑))
金沢の試験場は毎年工業試験場でしたが、試験会場の環境は抜群で机の幅も広く、何よりトイレの数が多かったこともあり、トイレで並ぶ必要はなかったです。(着席5分前に必ずトイレに行っていました(^^)/)
台風の影響で電車が運転見合わせ。本試験会場に行けない!
金沢の試験会場で本試験を受験していた頃は、前日にサンダーバードで京都駅を出発して金沢駅に到着、金沢駅周辺のビジネスホテルで前泊していました。
ただ、本試験の最終年の前年。
とんでもないトラブルに巻き込まれました。
なんと前日に台風がほ関西~北陸地域に接近し、サンダーバードが運転見合わせとなったのです。
金沢駅に行けない。前泊できない。今年の本試験を諦めることになるのか…。
そんな窮地を救ってくれたのが父親でした。
父親が「安心しろ!俺が金沢まで車で送ってやる」と言ってくれました。
滋賀から金沢までの遠い道のり。
私も父親を頼り、車で金沢まで行くことにしました。
高速道路も案の定北陸道が通行止めとなっており、中央道が通行止めになっていないことを頼りに車を走らせました。
運転は父親に任せて私はひたすら助手席で理論をぐるぐる回しました。
前日の15:00頃にホテルに到着。
当初の予定通りのホテルの到着時刻でした。
父親には本当に感謝しました!
父親のためにもその年で最終科目の相続税法に合格したかったのですが、現実は甘くなくその年は不合格。
翌年で相続税法に合格して官報合格を果たし、父親を喜ばすことができました。
2018年の台風事件は、今でも丹尾家で語り草となっています(^^)/
■編集後記
今日はお盆休み最終日です。
ヴログ執筆、その後は雑務。
ホームページ&名刺のリニューアル。
■運動は仕事!
今日は筋トレの日。アイソメトリック運動を中心に!
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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