【働きながら税理士試験】㉘本番当日に実力を発揮するため、試験勉強以外で本試験1か月前から準備すべきこと 3選。

夏バテに負けない薔薇
夏バテに負けない薔薇

去年に続けて今年も五輪イヤーということもあり、例年よりも遅い時期に本試験が実施されることになりました。

今日でちょうど一か月前ですね。

今回は試験勉強以外で本試験1か月前から準備すべきことについて整理しました。

長期休暇をとるためクライアントと調整する

最低でも本試験当日の1週間前から休みをとりたいですね。

私の場合は個人事務所で働いているときは1週間前、大手税理士法人で働いている時は2週間~20日前から休みを頂いていました。

大手税理士法人の場合は同僚の8割以上が有資格者であり、本試験1か月前から仕事量を調整して頂くなど受験を応援して頂きました(^^)/(本当にありがとうございました。)

逆に個人事務所の場合は1週間休みをとるのに一苦労しました。

月初から本試験当日までに本来は月次監査をすべきクライアントについては訪問日を本試験後に回したり、9月訪問時に2か月分をみるなど個々に調整が必要です。

スケジュール調整をするためには日頃からのクライアントの信頼関係を築くことが大切になります。

できればクライアントに本試験合格を応援してもらうまでの関係を築いておくのがベストです。

クライアントと上手く日程調整ができ、本試験前に長期休暇をとれることになったとしても、職場の同僚から白い目でみられるかもしれませんが、職場の目はあまり気にする必要はないかなと思います。

一番大切なのは“自分が税理士になること”です。

本試験に合格して自分が喜び、自分を応援してくれた人を喜ばせることに集中です。

職場の目というちっぽけな存在に邪魔されないようにしましょう。

可能であれば1回は本試験会場に視察に行く

本試験会場は可能であれば、本試験と同じ曜日の同じ時間帯に視察に行くことをおすすめします。

自宅(又は宿泊ホテル)からの本試験会場までの交通手段は何を使用するか、電車やバスで移動中に勉強時間が確保できるか、移動中の勉強内容は何にするか?(個人的には移動中は計算要点チェックポイントがおすすめ)、社内の混雑状況、最寄駅から本試験会場まで徒歩の場合、何キロの距離を何分歩くのか?、汗はどれだけかくのか?、着替えを用意すべきか?、コンビニや自動販売機の有無などを確認しておきましょう。

校舎内や会館に入館することが可能であれば、室内の雰囲気(机や椅子の計上)やトイレの数などをチェックしておきましょう。

お金に余裕があれば交通手段として電車やバスではなくタクシーを使うのもありです。

本試験会場までの移動で無駄な労力を使わないためにも有効な選択肢かなと思います。

本試験会場(「移動」も含めて)の情報を事前に入手して当日の過ごし方をシミュレーションしておくことで、本試験までの間の不安も少しは払拭することができます。

本試験の武器(文房具など)選びを済ませる

私が本試験で使用した文房具は過去の記事でまとめましたのでご参考ください。

本試験のイメージ

本試験持参する文房具の選択の決定をこの時期からはじめるといいですよ。

残り1か月といっても本試験まで週末があと4回のみ。

文房具の選択を先延ばしすると本試験前日になって慌てることになります。

ボールペンや電卓、タイマー(腕時計)はいつも使用しているものを持っていけば問題ないですが、ボールペンについては普段使用しているよりも使い勝手のいいものが文房具屋のペンコーナーに紛れているかもしれません。

ボールペン選びはなるべく早めにすることをおすすめします。

ボールペンが決定したら本試験用に3本(予備2本含む)、本試験まで間の受験勉強用に6本ほど購入入しておくとよいです。

受験票を机に張り付けるためのセロハンテープの購入も忘れずに!

文房具選びは早めに終わらせ、残り1か月は試験勉強に集中しましょう。


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税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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