【働きながら税理士試験】㉕細部にこだわることの大切さ。そのこだわりが1点分の価値を見出す。

白い壁が花の色を引き立たせる
白い壁が花の色を引き立たせる

6月以降の記事は、➀理論、②計算、③本番実力を発揮するための訓練、④細部にこだわる、というのをテーマに記事を書こうと思います。

今回は、私が兼任受験生時代に本試験の本番で細部にこだわることの大切さを整理しました。

是非ご参考ください。

文房具、時計、電卓にこだわる。

以前に私が受験生時代に選択した文房具(ボールペン)、時計、電卓などをご紹介させて頂きました。

本試験のイメージ

例えばボールペンを例に挙げると、青色インクのほうが問題用紙と書き込んだメモの見分けがつきやすい、ゲルインクはインクの出が滑らかで理論を書くスピードが速くなる、芯の直系が細すぎると力みやすい、逆に芯が太いとボールペンの重量で腕が疲れやすいなど、どんなボールペンを使うかで試験の点数も±1点~3点は変わります。

また、本試験のときに受験票をセロハンテープで固定するかしないかで試験の際の集中力も変わってきます。(受験票を固定しない場合には問題用紙や解答用紙に受験票が接触してひらひらと動く可能性があり集中力の妨げになります。)

上記の関連記事で、私の選りすぐりの文房具、時計、電卓などをまとめていますので是非ご参考ください。

当事務所のサービスメニューなど

プロフィールこちら

相続税・贈与税サービスこちら

定期的なサポートこちら

単発のサービスこちら

申告のみプランこちら

普段の生活でも集中する時間帯にこだわる

私が受験生時代の頃は、各科目の試験時刻は簿記論と法人税は9:00~12:00、相続税法が12:00~14:00、財務諸表論が12:30~14:30、消費税法が15:30~17:30開始でした。(今も同じかな?)

普段の生活では、簿記論と法人税法の試験の時間帯は午前中の仕事と時間と被るため集中力は高いですが、相続税法や財務諸表論の試験の時間帯はランチタイムから食後少し眠たくなる時間帯、消費税法の試験の時間帯は夕方の疲労がたまってくる時間帯でもあります。

相続税法、財務諸表論、消費税法の時間帯は普段の生活では集中力が下がる時間帯、しかし本試験当日では集中しないといけない時間帯…。

今年の本試験の受験科目の時間帯は、普段の生活でも集中するようにしましょう。

例えば相続税法を受験する年の直前期は昼ごはんを食べない、昼休みは理論回しに集中するなど普段の生活でも本試験の時間帯は集中することを意識していました。

また、兼任受験生のなかでは本試験の1週間~3週間前から試験休暇をとる方があると思います。

試験休暇中は本試験の時間帯が一番集中できるためには何時に起床をすればよいか、起床時刻もこだわるようにしましょう。

定期的に本試験の当日を想定した過ごし方をする

本試験を特別な日にしないこと。

そのためには本試験まで定期的に本試験当日と同じ過ごし方を実践してみましょう。

あらかじめ本試験当日に何をすべきかをシミュレーションしておくことで、当日の緊張感を和らげることができます。

兼任受験生(「働きながら税理士試験に挑戦する人」)の場合は、仕事の影響がない休日にやることをおすすめします。

以下は受験生時代の私の例を挙げさせて頂きますね(^^)/

本試験12:00~14;00の年の場合。

土曜日

6:00 起床 洗顔&歯磨き 

6:30~8:30 理論を回す。(出題予想ランキングトップ15以内の理論を中心に)

8:30~9:00 休憩

9:00~9:30 朝食 パン(普段食べている者)&ハムエッグ&サラダ&フルーツ ※食べ過ぎない

9:30~10:15 シャワー&着替え&身支度

10:15~11:00 異動して専門学校の自習室に到着。移動の最中に計算要点チェック集の付箋箇所を最終チェック

11:00~11:45 頭の中で理論集を思い浮かべ目次から順に、理論の柱と内容をイメージ。その間ナッツと水分でエネルギーを適宜補給。最後のトイレを済ませる。

11:45~12:00 自習室の席に座る。自分が本試験で守るルールを頭の中で唱える。

12:00~14:00 理論&計算の答練を解きなおしをする。

その後、答練の解きなおしの採点をして復習。それが終わると普段の勉強にシフトします。

冒頭で述べましたが本試験を特別の日にしないことです。

そのためにも定期的に本試験当日の過ごし方のシミュレーションすることをおすすめいたします。


プロフィール

相続税・贈与税サービス

定期的なサポートサービス

単発のサービス

申告のみプランサービス


■編集後記

不動産贈与案件に係る土地の実測をしに行きました。

スーツではなく作業服で実測にのぞみました。

■一日一新

EURO2020 イタリアVSスイスをwowowで観戦。

税理士 丹尾 淳史
税理士 丹尾 淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒フォークリフトマン⇒塗装工⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

プロフィール お問い合わせ
Visited 1 times, 1 visit(s) today

Follow me!

PAGE TOP