【独立開業】打合せ資料はシンプルさにこだわるようになりました!

お気に入りのカフェで読書
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打合せ時にお客さまに渡す資料。

以前は詳細につくりこんでいましたが、独立後はシンプル(図を多く、文字はなるべく書かない)につくるように心がけています。

今回は打合せ資料をシンプルに作成する大切さについて整理しました。

勤務税理士時代の打合せ資料

勤務税理士時代は打合せ資料をかなり詳細に作りこんでいました。

打合せをするお客さまも会計・税務に詳しい方が多いということもあり、記載内容についてお客さまから突っつかれないようにと丁寧に打合せ資料を作成しました。(お客さま側の経理部長が会計士や税理士の有資格者などのケースもあり)

また、こちら側が不要な責任やリスクを負わないようにと、リスクヘッジに係る文言も記載していました。

そのため、お客さまに提示する資料はページ数もそれなりにあり、1ページごとの文字の量も多く、大がかりな資料となっていました。

勤務税理士時代と独立開業後の時代の違い

それでも勤務税理士時代のお客さまは会計・税務に詳しいこともあり、打合資料の内容を短時間で把握されるので、その資料をベースにディスカッションを進めていました。

ただ、独立開業後は同じような資料のつくり(丁寧で文字数もページ数も多い資料)では駄目かなと思います。

独立開業後に出会うお客さまは会計・税務にそこまで詳しくない方のほうが多いです。(逆に経営や集客などに詳しい方が多いという印象です。)

そのようなお客さまに、勤務税理士時代のようなページ数もそれなりにあり、1ページごとの文字の量も多い資料をお渡しすることはあまりおすすめしません。

その資料を読み込んでもらうのに時間がかかり、打合せの本来の目的であるディスカッションができませんので…

そのため、独立開業後は敢えてシンプルな資料を作成するようにこころがけています。

ディスカッションが「メイン料理(白ご飯含む)」、打合せ資料は「味噌汁」

独立開業後の打合せでこころがけていること、それは打合せのメインはお客さまとのディスカッションということです。

そのディスカッションもお客さまお話しする時間が7~8割、私が2割~3割ぐらいがベストかなと思います。

お客さまの相談を「聴く」というのも大事な仕事なので。

打合せ資料はなるべくシンプルに。

図は大きく、文字は少なく、ページ数も少なく。

打合せ資料が打合せのメインになるのではなく、あくまでディスカッションを円滑にすすめるための材料の位置づけです。

無理やりご飯に例えると、ディスカッションは「白ご飯とメイン料理」、打合せ資料は「食を促す味噌汁」のようなものかなと…。

膨大な量の味噌汁でお客さまをお腹いっぱいにしないように気をつけたいと思います。


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■編集後記

昨日は豪雨は凄かったですね。

事務所が2階建てハイツの2階の部屋なので、豪雨が屋根に直撃して雨音が部屋内に響き渡りました。

■一日一新

ひとり焼肉をする。


税理士 丹尾 淳史
税理士 丹尾 淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒フォークリフトマン⇒塗装工⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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