【独立開業】「30歳で司法試験に合格した人」に対する会社員時代(2009年)と独立時代(2024年)の印象!

池に浮かぶ枯木  NikonD780 AF-S NIKKOR 24-70mm
池に浮かぶ枯木  NikonD780 AF-S NIKKOR 24-70mm
税理士
にお あつし

こんにちは!

マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する

京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。

今回は、価値観の変化、について述べてみました。

会社員時代(2009年)の考え

最近、懐かしいゲームのBGMをYou tubeで聴くことにはまっています。

昨日もストリートファイター3のBGMを聴いていると、おもわず会社員時代に工場の寮で同期とストリートファイターのゲームをプレイしていた記憶がよみがえりました。

その同期との様々な記憶がよみがえり、そしてある記憶にたどりつきます。

その記憶とは、

「その同期の親戚の方が大学卒業後は就職せずに司法試験に挑戦しつづけ、30歳でようやく司法試験に合格したという話」

おめでたい話ではありますが、当時の私と同期の友人どちらもその親戚の方に否定的な考えをもっており、司法の世界をまったく知らないにもかかわらず、

「司法試験に受かったのはすごいけど、30歳にもなって社会に出たことがない人がやっていけんの?」

「30歳で職歴なしはやばいよね?」

「30歳まで勉強に専念できるのって実家が裕福だよね。」

と僻み(ひがみ)根性丸出しで、自分勝手な想像で、意見を述べていたと思います。(今、思い出しても恥ずかしい(笑))

諦めずに司法試験に挑戦し続け栄光を勝ち取った芯のある人を認めてしまうと、なんとなくその会社に就職し、なんとなく仕事をしている自分の存在を真っ正面から否定されそうで、ついそんな考えになってしまったかと思います。

独立時代(2024年)の考え

私は36歳(2021年3月)で勤め人を終え、その後は開業税理士として独立、現在もお金にある程度の余裕を持って食べている状態を維持した生活を送っています。

そんな今の私が、「(大学卒業後に就職せずに)30歳で司法試験に合格した人」に対して持つ印象は、

「可能性しかない」ということです。

例えば、その方が弁護士になったと想定すると、その方は様々な選択肢を有することになります。

業務範囲の広い司法の世界で、自分がどの分野に強くなることを選択するのか?

大きな事務所で難易度の高い業務を経験するのもよし。

同じ事務所に長く勤めてみるのもありだし、様々な事務所を転々とするのもいい。

また、独立開業すると更に多くの選択肢をもつことができます。

休みの日や勤務時間帯、勤務場所、ターゲット顧客層、売上目標など自分で決めることができるし、何より営業して自分の商品・サービスを売る経験を蓄積できるのが素晴らしい。(資本主義の世界で自分らしく生きるための必須のスキルかなと)

司法試験の難易度からみて参入障壁もかなり高く、資本主義の世界において自分らしい生き方の自己実現のため有利に進めることができると思います。

時の経過により価値観の変化

2009年→2024年の約15年。

この15年で私の価値観も大きく変化したものと思います。

変化の要因には外的要因と内的要因があり、

外的要因の代表例でいうと、

⑴2008年当時は転職は20代までというのが常識でしたが、(私の感覚では)2015年以降ぐらいから市場が求める経験やスキル(資格)などの実力があれば30代以降も比較的容易に転職できる世の中になった。

⑵コロナで在宅ワークのライフスタイルが広まり、様々な働き方を選択できるようになった。(立派なオフィスを借りなくても起業できることが世に広まり、独立のハードルが低くなった。)

などがあり、人は生き方・ライフスタイルに様々な選択肢を持つことができ、可能性が広がったということです。

そして内的要因。

これは自分が実際に独立して、独立ライフに多くの可能性が広がっていることを身をもって経験したということです。(現在は既存の事業が上手くいっており、その事業に多くの時間を割いていますが、少し落ち着いたら新しい挑戦をしようと計画を練っています。)

「大学卒業後就職せずに司法試験に挑戦し30歳で司法試験に合格した人」

私は、その方には「多くの可能性が広がっており、資本主義の世の中で有利に進めていくことができる」と感じます。

皆さまならどんな印象を持たれますか?

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