【会社員の税金】サラリーマンが気になる税金とは?

税金関係

 

昨年11月から2か月間、民間企業3社と協力してあるプロジェクトに参加していました。

そのとき民間企業の社員さんから休憩時間等を利用して税理士である私と税金についてフリートークをしたいという要望があったので、私も快く引き受けることに…。(私1人+社員さん8名)を1グループとして、5グループ程フリートークを実施しました。

 

 

最も質問を受けたのは所得税

 

フリートークを実施したのは12月の年末調整の時期だったということもあり、最も質問を受けたのは所得税についてでした。内容としては、住宅ローン控除(初年度)や医療費控除を受けるための確定申告のしかた、副業収入やメルカリ等の生活用品の売却収入が発生したときに確定申告をする必要があるか、そして一番多かったのはふるさと納税についてでした。個人的にふるさと納税は社会に浸透しているものと思っていましたが、実際にふるさと納税を実施したことある人は全体の20%程でした。ふるさと納税自体の制度がよくわからない(所得税と住民税の違いもよくわからない)のでなかなか実行に至らないという意見が多かったです。

 

相続税・贈与税の質問も多い

 

次点で多いのは相続税・贈与税でした。相続税や贈与税の計算のしくみや相続分(法定相続分)や遺留分、遺言の有効性等の遺産分割の内容について多くの質問がありました。また、社員さんのなかにはご両親や祖父母が金融資産や不動産を所有していて相続税が発生する可能性があり、相続税の節税対策の話を個別に聞きたいという方もおられました。相続税が発生するのは将来の話であり、相続税の内容も漠然と理解しているだけなので、生前の相続税対策が必要だと認識しているが計画・実行まで至らないという方が多いなと実感しました。そのほか、住宅資金贈与や教育資金贈与の贈与税の非課税についても質問を受けました。

 

税理士である私に求められるもの

 

私たちは多くの種類の税金を支払っていて税金は本来は身近な存在ですが、ほとんどが自動的に徴収されていることもあり、確定申告しない方にとって税金は遠い存在になっている気がします。

そういった方の税金リテラシー(知識)を高めることができるように、税理士である私が、税金の基本的な知識を発信することは意義あるものと考えています。

フリートークが終わったあとに何人かの社員さんから「税理士っていう気難しくて近寄りがたいイメージがあったとけど、話してみると案外話しやすく面白いね!」と声をかけて頂きました。

本ブログの読書様にもそのように感じて頂けるように頑張りますのでよろしくお願い致します!

 

-P.S-

午前中は箱根駅伝を見ながらブログ記事を執筆。その後はランニングをして汗をかいた後、カフェで事業計画用のエクセルシートを作成する予定です。カフェへの移動は愛車のCB400SF。晴れの日のバイクは最高(^^)/

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