「今年も気づいたら年末」と感じないための過ごし方について自分の考え方をまとめてみました。
「今年もあっという間だった」
勤務税理士時代に年末に同僚たちとの会話で「今年も仕事が忙しかったよね。もう、あっという間に年末だよね」という言葉をよくきいていました。(私もつられて言っていたかもしません。)
私自身がこの言葉を発するときは、2つの要因が生じたときです。
一つ目の要因は「自分にたくさんの仕事がふりかかり、それを捌くために仕事中心の1年になってしまったこと。」
二つ目の要因は「今年の仕事の内容も去年の仕事の内容とほぼ同じであり、毎日同じように過ごしていたこと。」
個人的には二つ目の要因に陥ったときに、特に私は「今年もあっという間だった」と感じることが多です。また、この状態になったときは「自分がこの1年間ほんとに成長してるのか?」と疑問、不安に感じてしまいます。
「今年もあっという間だった」と感じないようになるべく去年と同じこと・毎日同じことをただ繰り返さないように気をつけたいです。
新しいことにチャレンジすると時の過ぎる速さがスローダウンする
同じ1年間をあっという間に感じて過ごすのか、それともゆっくり味わいながら過ごすのか、前者と後者であれば後者のほうがいいです。
私は過去に「去年はあっという間の1年間」「今年はゆっくり味わった深みのある1年間」の両極端の2年を連続して経験したことがあるので、その2年の違いが何かが具体的に理解しているつもりです。
それは「新しいことにチャレンジをする、新しい世界の新しい自分をつくる」と時の過ぎる速さがスローダウンすることです。
私の場合、以前は仕事と税理士試験の勉強だけの日々を過ごしていましたが、「フルート」をはじめたことで時の過ぎる速さが少しゆっくりになりました。
普段の日々の生活の中に仕事の時間以外にフルートや音楽そのものに向き合う時間ができたのです。
翌年には「バイク」をはじめました。
日本中の今まで行ったことのない下道を走り、素敵な茶屋やカフェを発見してその地の特産品を味わいました。週末が冒険の日々になりました。
「フルート」や「バイク」をはじめたことで、複数の世界(分野)の自分をつくりだすことができました。(仕事の自分、フルートの自分、バイクの自分)
複数の自分をもっていると同じ1年でも複数の人数分の時を過ごすことができます。
充実した時を過ごせますし、少なくとも「あっという間の1年」と感じることは少なくなると思います。
自分のペースで新しいことにチャレンジして継続してみる
その年は「フルート」、翌年は「バイク旅」、翌々年は「ランニングとハーフマラソンに参加」・・・と毎年新しいことにチャレンジしてきました。
今年の新しいチャレンジは「独立開業」でしょうか。
新しいことにチャレンジして、その世界でもがいてみると色々な新しい知識や経験を積むことできます。
新しい世界の扉を叩くだけではなく、まずはその世界にどっぶりと浸かってみる。
その世界に浸かるというのは、≒“習慣化”です。
そしてその“習慣化”こそが自己成長の証かなと私は思います。
また、新しい世界は“数”よりも“質”だと考えます。
自分のペースでチャレンジしたい世界を見つけ、気に入ったらその世界でもがいてみるというのを個人的におすすめします。
浅い経験の世界をたくさん持つよりも、少数の世界に深く入り込み自分の頭で考えることが大切だと思いますので….
■編集後記-
昨日は宮城県出身の方に関西の観光地を案内するためにツーリングに行ってきました。
■一日一新
3人でのマスツーリング
税理士 丹尾 淳史
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒フォークリフトマン⇒塗装工⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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