【独立開業】独立の相談相手は慎重に選ぼう

独立開業
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いつかは独立したいなあ

「いつかは独立したいなあ」

税理士業界で働くようになって今年で8年目ですが、「いつか独立したいなあ」という気持ちは1年目から持っていました。

行動に移すと決心したのは令和元年12月中旬の官報合格の日。翌週には税理士登録の書類を作成して、令和2年2月に税理士登録。繁忙期(4月~6月)に3月決算業務をこなしてひととおり事務所に恩返ししたあと、8月の面談で退職して独立したい旨を役員に伝え、その後いろいろとありましたが、現在はこうして有休期間を消化しながら開業準備をすすめています。

私は独立するにあたって相談相手を慎重に選択しました。

その内容と理由を下記にまとめましたので是非ご参考ください。

 

社内の人間には相談しない

個人的にはこれが一番重要だと思います。

私が独立することをお世話になった上司に事後報告でお伝えしたところ、「こんな不景気なときによく独立するなあ。独立したら今みたいに仕事が簡単に振ってくるわけでもないし、自分で仕事とりに行かないと行けないからしんどいぞ。そんなんでやっていける?」というネガティブな言葉が返ってきました。今回は事後報告だったので特に問題はなかったですが、仮に退職を決心する前に相談してたと思うと本当にぞっとします。

ただ、この上司からネガティブな言葉が返ってくるものと想定していたので特に驚くこともなかったですし、これが普通の回答とも思います。

 

「人は自分の物差しでしか物事を測れない」

 

この言葉は、個人的に真実をついているものと思います。

今までずっと勤め人の方にとっては、“独立開業”は未知の領域です。

自分の経験していないことについては「不安」が先行してしまいます。

不安材料の情報で未知なるものを判断してネガティブな発言になってしまう、ごく自然なことだと思います。

 

「独立開業」の相談は、実際に「独立開業」した人に聞きましょう。

独立開業する人が一番欲しい情報というのは同業者の独立開業の経験談です。

 

私の相談相手

退職を決心後、もっと外の同業者とのネットワークを持ちたいと考え、地元の青年税理士会の活動に参加するようになりました。その活動のなかでたくさんの諸先輩と交流する機会があり、その諸先輩のなかには一から自分で事務所をたちあげ活躍されている方もおられ、その方に独立開業について相談するようになりました。

「独立開業の話は独立開業した人にしかわからない。もし、独立するんやったらいろいろ教えてあげるから連絡ちょうだい。良かったら自分の事務所に見学に来てね。」と優しい言葉をかけて頂きました。

また、先に独立開業して活躍されている方の執筆本を読むというのもかなり勉強になります。私の場合、開業後は“ひとり税理士”のスタイルでやっていこうと決めていたので、“ひとり税理士”で活躍されている先生の書籍を読み漁りました。また、その先生のセミナーに参加して、営業の手法やひとり税理士としての生き方について学びました。

共通点といえば、“どちらも独立開業を歓迎して頂けたこと(独立を決心したことを喜んで頂けました!)”

自分が考えに考えぬいてようやく決心した独立開業です。

ネガティブな意見を聞いて気持ちを沈めるのではなく、ポジティブな意見を聞いて気持ちを明るくしていろいろな課題に挑んでいけるといいですね!!

-編集後記-

先週までは自己分析をしていました。今週からホームページの作成を進めていきます(^^)/

ホームページの作成は未知の領域ですが、せっかくなので楽しみながらやっていきます。

まずはホームページの「構成」からとりかかります。

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