以前は楽しみを「外」に求めていましたが、独立後は「内」に求めるようになりました。
少し前までは「外」に楽しみを求めていた
独立する約2年前に「バイク」という趣味にはまりました。
週末や連休は、近畿圏を中心にバイク旅。(遠方は高知県や長野県、富山県あたりまで遠征)
私の場合、バイク旅というのは「外」に楽しみを求めるものです。
炎天下のなか、大雨のなか、雪の中など今覚えば過酷な気候であっても特に気にせず年がら年中バイクに乗って各地の美しい景色を撮影し、特産品を食していました。
また、バイク旅のおかげで田舎の美味しいレストランやカフェをたくさん発見することができましたし、そのレストランやカフェを知人に紹介したりしていました。(知人にも喜んでもらいました。)
バイク旅はそれなりに楽しかったのですが、そのいっぽうでよく帰り道に「虚無感」を覚えたものです。
その「虚無感」の原因について当時はわからなかったのですが、実はあるタイミングでその「原因」を知るようになります。
独立後は「内」に楽しみを求めるようになった
そのタイミングとは「独立」です。
独立1年目は、(それなりにお金のかかる)バイク旅からいったん離れ事業を軌道に乗せることに専念しました。
コロナ渦で外出規制だったこともあり、ホームページの作成やブログでの情報発信などの屋内での活動が中心。
支援金関連のブログ記事がヒットし仕事の依頼が来るようになり徐々に事業が軌道に乗りはじめました。
その後は対人営業もして更に受注できるようになり、自分の事業を育む楽しさを覚えるようになりました。
前節で述べた「虚無感」を埋めるものは「自己の成長」です。
私にとってバイク旅は遠方を旅したという経験値を得ることができましたが、それはバイクがあってなんぼの話、自己が成長したと実感することがありませんでした。(あくまで個人的な感想です。)
事業活動は、営業活動を実際に行い失敗と成功(受注)を繰り返したり、受注した案件をこなすことで、知識と経験値の獲得、自分の頑張りで事業を育むことができ「自己の成長」を実感できます。
最近の私の趣味であるフルートやマラソンもそう。
継続して練習を続けると、吹けなかった曲が吹けるようになったり、フルマラソンの自己ベストが伸びたりと「自己の成長」を実感することができます。
「自己の成長」に楽しみを求めることは、「内」に楽しみを求めること。
最近は「内」に楽しみを覚えることが増えました。
「内」ときどき「外」が今のバランス
独立後は、本当に仕事が楽しいと思えるようになり、仕事が「趣味」と言えるようになりました。
自分の裁量権・意思決定で仕事ができること、お客さまに直接貢献し直接感謝を頂けることのほかに、営業から受注、税務の実務、報酬の回収、情報発信に至るまで、あらゆる点で自己成長を感じることができるからです。
また、仕事以外の時間はランニングや筋トレで身体と精神を鍛練しマラソンやハーフマラソンの自己ベストを更新して自己成長を実感、フルート練習で音楽を奏でる技法を自分なりに高めることで自己成長を実感しています。
ただ、たまに「外」に楽しみを求めることもあります。
・遠方のマラソン大会は観光旅行も兼ねており、マラソン大会後は、地元の温泉や料理を楽しむ。
・プロのフルーティストの演奏会や音楽教室でお世話になっている先生の演奏会の観にいき、一流の「音」を楽しむ。
・仲の良い税理士の先生と美味しい料理を楽しみながら情報交換したり、お互いの税理士道や生き方を語り合う。
回数の少ない機会だからこそ、ひとつの機会をなるべく記憶に残るように、自分の人生に刻むようにして楽しんでいます。
楽しさを「内」に求めるのが9割、楽しさを「外」に求めるのが1割が今の私のバランスです。
■編集後記
フルート教室が休みの土曜日。
午前中は資産税セミナーの資料作成。
午後は少しランニングしたあと、屋内で筋トレをしました。
夜は「母の日」ということで両親にあたか飯店の中華料理をご馳走しました。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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■「丹尾 淳史(にお あつし)」ってどんな税理士なの?