前回の記事でまずは例年の確定申告書時期明けの3月15日からGW前日まで直前期の生活リズムで過ごして勉強する大切さを記事にしました。
働きながら税理士試験に挑戦する人は朝勉を計画して実行している方も多くいると思いますが、なかには朝勉が上手くいっていない方もおられると思います。
そういった方ののために、朝勉を続けるための秘訣を私なりに整理しました。
起床時刻は逆算で設定しよう
私はいつも8:15分に家を出て仕事に行ってました。
家を出る30分~40分前には朝勉を終えるようにしていたので朝勉の終了時刻は7:30を基準にしていました。
直前期の朝は答練の計算問題を毎日1題解くことを日課していました。
答練の計算問題(70分)と採点(15分)までは朝に終わらせることにしていたので、大体の朝勉開始時刻は6:00となります。(採点後の間違いの見直しは仕事から帰った後に時間をかけてやっていました。)
起床して総合問題を解くまでのこの20分間で、布団の片づけ・うがいと歯磨き・コップ1杯の水を飲むようにしていました。朝食は基本抜いていました。従って起床時刻は5:40分頃となります。
まとめると、私の朝勉は以下のようになります。
目覚ましは5:30に設定。
5:40 起床。10分程で布団の片づけ・うがいと歯磨き・コップ1杯の水を飲む
5:55 机に座る。当日の朝に解く答練は前日の夜までに用意して机に置いておく
6:00~7:10 答練を解く。時間は70分(本試験は理論50分・計算70分の時間配分のため)
7:15~7:30 採点のみ実施する(間違った箇所の復習は夜に回す)
平日の5日のうち1日は朝勉をしない日を決める
直前期の起床時刻は5:40分頃でしたが、夜も勉強していたため就寝時刻はずっと0:00でした。
そうなると平日の睡眠時刻は5時間30分ぐらいとなります。
睡眠時間が5時間30分の平日毎日だとしんどくなるので、真ん中の水曜日だけは朝勉をしないようにしました。その日は7:30までゆっくり寝ていました。
水曜日を朝勉しない日に設定すると、月曜日と火曜日は休み明けの勢いで、木曜日と金曜日も水曜日の休みともうすぐ週末だということでなんとか頑張れます。
また、睡眠時間が5時間30の日々は3月下旬から7月までの4か月程です。4か月ならなんとか頑張れると思います。(1月~3月も朝勉はしてましたが就寝・起床時刻を調整して睡眠時間を6時間以上確保)
少なくてもこの4か月間は朝勉を継続できるように平日うち1日は朝勉しない日を設定することをおすすめいたします。
睡眠時間が短い分、睡眠の質を高める努力をする。
私は睡眠の専門家ではないので詳しいことは説明できませんが、兼任受験生時代は「睡眠の質」を高めるために、睡眠関連の本を読んでいました。
私が睡眠関連の本を読んで実際に実行したのは時間帯によって照明の電球色💡を変えることです。
夜勉強するときも就寝2時間前から、普通の蛍光灯ではなくやわらかくて温かみのある電球色の照明に切り換えていました。
部屋を暗めにして勉強する感じです。
普通の蛍光灯だと身体も「昼やな!」と勘違いして活発に動こうとしますが、少し暗めの電球色を使って夜を演出することで身体に寝る準備を誘うようにしていました。
就寝前に理論集を目を通しているといつの間にか寝ていましたね(笑)
また、就寝2時間前は、コーヒーなどのカフェインを含むものは飲まない、筋トレなどの活発な活動はしない、スマホはいじらないと決めていました。
特にせっかく夜に勉強した情報をスマホの無駄な情報に脳内で書き換えられるのを防ぐためです。
その他布団から出れない・二度寝 対策
その他工夫していたことを箇条書きしますね。
・目覚まし時計は隣の部屋に置く。
⇨朝布団に出ることを強制するため。
・目覚まし時計に「税理士になる信念」を書いた紙を貼っておく。
⇨二度寝防止。
・3月~4月は暖房を起床時刻30分前にタイマー設定。
⇨寒さで布団から出れないことを防止。
以上となります。
さいごに今回の記事をまとめると、朝勉を継続する秘訣以下のようになります。
➀起床時刻は逆算で設定。
②平日の5日のうち1日は朝勉をしない日を決める
③睡眠時間が短い分、睡眠の質を高める努力をする。
④布団から出れないや二度寝の対策をする
余談
7月ごろからは早朝から蝉が鳴き始めるので、目覚ましがなくても起きれていました。
鳴いている蝉はその年で寿命をまっとうすることになります。
蝉の鳴き声をききながら、「私も残りの本試験までのあいだ精一杯がんばるんだ、今をしっかり生きるんだ」としみじみ感じながら勉強に勤しんでました。
前回までの記事☕
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にお あつしってどんなひと?(税理士ブロガー。趣味はバイクとフルート♬