大活躍の先輩税理士の事務所も居住用マンション
ある先輩税理士さんが事務所を移転したということで、今週はじめにお土産をもって挨拶に行きました。
その先輩は、値付けも強気(相場よりも高い)なのですが、顧問先を順調に増やし、今では従業員さんを数人雇うまで事業を拡大させた方です。(私もその先輩から値付け(攻めの姿勢)を勉強させて頂きました。)
その先輩は、以前は事務所用物件を事務所として使用されていたのですが、現在は居住用マンションを新事務所として使用されていました。
来客用の部屋で先輩と商談をしていたのですが、その部屋は全体的に西洋のオールドファッション、太陽光のランプの光がステンドグラスで反射し、すごいオシャレな部屋でした。
円卓のテーブルを皆で囲むようなレイアウトで、ここで打合せをすると話も盛り上がるかなと感じました。
居住用マンションを良い部分を上手く活かしたレイアウトで私も勉強になりました。
事務所らしい事務所をもたないとお客さんは来ないよ
独立時にあるご年配の税理士さんに事務所について言われたことがあります。
「事務所らしい事務所をもたないとお客さんは来ないし信用されないよ。幹線道路で駅前など人が集まるところがいい。家賃は渋っちゃいけないよ」と。
結果的には、その方の助言を聞かずに居住用マンション(1LDK)を事務所としてスモールスタートしました。
居住用マンションを事務所にしたとしても、これまで多くのお客さまが私の事務所を訪れましたし、そこまでデメリットを感じたことはありません。
今の私の事務所は立地は良く、JRの最寄り駅から徒歩5分、阪急の最寄駅から徒歩10分の場所にあり、無料で停めれる駐車スペースを確保しています。
もちろん事務所らしい事務所じゃないと信用できない方もおられますが、その方とは価値観的にご縁がなかったと…。
事務所の要素で勝負しなくても、対面時の印象、話す内容(回答精度)、レスポンス、提案力、成果物の出来など別の要素で勝負すれば、お客さまの信用をとることも十分可能です。
ひとり税理士や数人の従業員を雇うスタイルでいくのであれば居住用マンションでも十分かなと思います。
居住用マンションを事務所とする魅力
居住用マンションを事務所にするメリットとして、すぐに思いつくのが事務所用の事務所よりも家賃が安いことが挙げられますが、それ以上に「自分の世界観を表現できる」ことが最大の魅力かなと思います。
先輩の税理士さんは、占い師や魔法使いがそこにいてもおかしくないような少し薄暗い西洋風のオールドファッションの世界を表現されていました。
私は、ミニマム図書館の世界観。
大きな本棚にたくさんの本が置かれており、
本に囲まれた世界を表現した空間でお客さまを迎えています。
本の種類は仕事の実務書が大部分ですが、なかにはフルートやバイク、カメラに関する書籍も混ざっています。
私の頭の中にある知識や嗜好を表現したものが、その空間にあります。
自分の世界観を表現できるのが居住用マンションの最大の魅力。
自分の世界観を表現してお客さまに自分のことを知ってもらいましょう。
■本日の仕事
午前中はスポット業務の対応。
午後から顧問先の質問回答など
□練習日誌(フルマラソン、サブ4チャレンジ)
1,000m×5本(4分44秒、4分25秒、4分18秒、4分15秒、4分7秒)
いつもは6本走っていますが調整期に入ったため、本数を減らしました。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
こんにちは!
マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する
京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
今回は事務所選びについて述べたいと思います。