個人事業は「ぼっち耐性」が必要
事業を継続していくうえで必要な要素というものがいくつかありますが、ひとりぼっちを耐える、つまり、「ぼっち耐性」というのは意外と大きな要素だと個人的に思います。
私もひとり税理士という個人事業主ですが、お客さまと打合せをする以外は基本はひとりで仕事をしています。
長岡京市の事務所でも大津市の自宅でも所内仕事はずっとひとりです。
黙々と仕事をしているため、室内は静寂。風で揺らめくカーテンが網戸に触れる音や換気扇の音が静かに鳴り響き、時折、外の世界の音が窓のほうから聴こえます。
私自身はひとりの世界は好きなのですが、人によってはひとりの世界が耐えきれず、それが理由で個人事業主から会社員に戻る方もおられます。
私も人間なのでひとりの世界にずっといると時折「寂しい」と感じることもあります。
それでもぼっち耐性があるのか基本はひとりの世界が好きです。
個人事業をはじめる前に「ぼっち耐性」を高める場数を踏むことも大切かと。
私の「ぼっち耐性」を高めた経験談
個人事業主をはじめる前に「ぼっち耐性力」を高める場の例を私の実体験ベースで挙げてみました。
①陸上部の自主練の時間。その時間はひとりの世界です。中学から陸上をはじめて速くなりたい、強くなりたいの一心で10年間自主練を取り入れていたのでぼっち耐性がぐんぐんアップしました。
②中学校2年生のときにクラスで友達をつくらず浮いていました。ただ、救いだったのが別のクラスに陸上部の友達がいたこと。教室にいるときは他人の会話に合わせる努力をするよりも勉学を優先、ホームルームが終わると直ぐに陸上部の部室に行き、なるべく教室にいないようにしました。苦い経験でありますが、この1年間でぼっち耐性はあがったと思います。
③職員の税理士試験を応援している会計事務所と聞いて入社したにもかかわらず、自分以外の職員が税理士になることを諦めた、もしくは、最初から目指していない会計事務所だった。(税理士業界ではあるあるの話ですが(笑))それでも自分は税理士になると決心していたので、昼休みは他の職員とは昼食をとらず、ずっとひとりでご飯を食べながら試験勉強をしていました。ここでもぼっち耐性力がぐんぐんとアップ。この時点で独立前には個人事業のひとりの世界を耐えうるぼっち耐性の基準を満たしていた思います。
上記の3つで共通していることは何か?
ぼっちだったとしても、
ぼっちを越える、むしろ、ひとりの世界のほうが自分を高めることができるような強い意志と決心をしたことです。
これらの強い意志と決心の経験も個人事業を継続するにあたり役立っています。
「ばっち耐性」に+αの工夫を加えることに大切
個人事業を継続するにあたり「ぼっち耐性」は必要な要素。
ただ、どんなに「ぼっち耐性」を高めたとしても、ひとりの世界にずっといると「寂しい」という感情は芽生えます。
その「寂しさ」を素直に認めたうえで対策しましょう。
私が実践している対策ですが、
①家族との時間を十分確保する。仕事ではひとりの世界が多いですが、平日の夜や休日は妻と過ごしています。また、定期的に両親の様子を見に実家に行ったり食事をしています。
②私と同じようなスタイルで仕事をしている税理士仲間と連絡を取り合ったり、直接会って話をしたり食事をしています。
③仕事の場所を変えてみる。自分の事務所や自宅だとひとりの世界になりがちなので、カフェで仕事をしたりと周りの人達と一緒に外の街の風景に紛れています。
などですね。
また、面白いことに、ぼっち耐性に強い人は、ぼっち耐性を強い人を好む傾向にあると個人的に感じています。
私のお客さまも事業主で働いているときはひとりの時間が多く、ぼっち耐性が強い方が多いです。また、「寂しさ」の感情を処方するために家族との時間を大切にしたり、趣味に興じたりなどの話も聴くことがあります。
ぼっち耐性を高め維持することで恵まれる縁もありますので、日々鍛えていきましょう。
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にお あつし
こんにちは!
滋賀県大津市出身で京都府長岡京市に事務所を構える
税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
個人事業をはじめたのはいいけれどぼっちの時間が長く耐えきれず会社員に戻った方の話を度々聞きますが、今回はぼっち耐性について自分の考えを整理しました。