【ひとり社長】4月は自分の時間を奪う他者の意気込みに警戒しよう!

山桜とトンネル  NikonD780 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E
山桜とトンネル  NikonD780 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E

フリーランス、ひとり親方、ひとり税理士などのひとり社長は、自由の生き方を守るために、自分の時間を奪う他者の意気込みに巻き込まれないように警戒することも大切です。

「自己完結型の意気込み」と「他者を巻き込む意気込み」

新年開始月の1月、入学式や入社式、3月決算法人の開始月である4月など

いわゆる変わり目となる月で目標をたてる人や組織は多いです。

目標≒意気込み

意気込むこと自体は良いものだと思いますが、意気込みには主に2種類あり、それが「自己完結型の意気込み」と「他者を巻き込む意気込み」です。

私の実体験をもとに例を挙げるとすると

「自己完結方の意気込み」の例は、税理士試験の挑戦、実務に役立つ知識の習得、身体の鍛錬、趣味に対する意気込みで、これらは基本的には他者の時間を奪うことなく自分の世界で完結するものです。

いっぽうで「他者を巻き込む意気込み」としては、社長の息子が自己啓発本にはまり月に1回、従業員同士で自己啓発セミナーを実施するようになった、営業電話のノルマを200件→300件に目標を再設定した営業マンから電話がかかってきた、新人研修の一環でDM作成送信をするようになった企業からDMが送られてきたなどです。

気をつけたいのはやはり後者。

意気込むこと自体は良いことだとも思いますが、その意気込んだ者から無駄に時間を奪われないように気をつける必要があります。

無駄に時間を奪われる他者の意気込みを定義し警戒する

「他者を巻き込む意気込み」をもう少し掘り下げてみると、「他者に巻き込まれたが結果、自分にとってプラスとなったもの」、「他者に巻き込まれただ時間を無駄にしたもの」に区分することができます。

前者はウェルカムですが、後者は警戒しできれば遭遇しないようにしましょう。

判断基準としては、自分が仕事するなかで必要な存在を思い浮かべること、

私のとって必要な存在とは、自分自身、家族、お客さま、気さくに相談できる税理士仲間、司法書士先生などの隣接士業、商工会等の協力関係にある経済団体など、これらの存在の意気込みは私にとってプラスになることが多いのでウェルカムです。

気をつけなければいけないのは、同業者(税理士)団体の勧誘、飛び込み営業マン、営業代行会社やプラットフォームの営業電話、無作為に送信したであろうDMなど。

これらは無駄に自分の時間を奪う可能性が高く、近づかない、会わない、電話ににでない、DMは無視するなど警戒し、なるべく巻き込まれないようにするがあります。

変わり目の月の意気込みは継続力がない

1月や4月などの変わり目にたてた目標(意気込み)は継続力がないことが多いです。

正月にたてた目標(意気込み)をこの4月上旬時点で覚えている人はどれぐらいおられるのでしょうか?(ごく少数の人だけだと思います)

同様に4月にたてた目標(意気込み)の多くもGWを過ぎれば自然と風化していくものです。

そのため1月と4月に「自分の時間を無駄に奪う他者の意気込み」に警戒して近づかないように心掛けていれば、1年を通して遭遇する回数をおさえることができます。

もし、今より成長したいのであれば、変わり目の月に大きな目標(意気込み)をたてるのではなく、自分の身体に染み付いた習慣を時間をかけて少しづつ良い方向に変えていくほうが効果があります。

4月上旬〜GW前日までは本当に「自分の時間を無駄に奪う他者の意気込み」に遭遇する確率が高くなるので、大切な自分の時間を奪われないようにしっかり警戒しようと思います。


プロフィール

相続・贈与・譲渡などの資産税サービス

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税務調査等サービス

税務相談サービス


■編集後記

午前中は資産税コンサルの報告書作成。

午後は顧問先へ定期訪問

夕方は10kmジョギング(平均5分10秒)

ジョギングは特に疲労せず気持ちよく走ることができました。

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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