ある郵便局さんと出会って感じたこと。
記憶に残る「いい人」の人柄の魅力について整理しました。
足が運びたくなる郵便局とそうでない郵便局
勤務税理士時代の頃。
オフィスの北側と南側にちょうど同じぐらいの距離に2つの郵便局がありました。
最初のほうはその日の気分で北側の郵便局に行ったり又は南側の郵便局に行ってましたが、次第に北側の郵便局ばかりに足を運ぶようになりました。
北側の郵便局内の雰囲気は穏やかな空気で、郵送手続きのやり取りも笑顔で親切に対応して頂きました。
いっぽうで南側の郵便局は殺伐とした雰囲気で、郵送手続きをしている最中も無表情、かつ、仕事もだるそうな感じの対応を受け、嫌な気分になることが多かったです。
私はロボットでなく心の通った人間です。
同じ郵送手続きであっても郵便局の雰囲気や接客する人の人間性で受け手の感じ方は異なります。
結果、北側の郵便局ばかりを利用するようになりました。
いい人がいるとその場の雰囲気も和む
4月上旬頃。
市役所に行った帰りに郵送の用事を思い出して市役所と目と鼻の先の南側の郵便局に久しぶりに行ってみました。
また、無表情でこころの通っていない接客をされるんだろうなとネガティブな感情を抱いて郵便局に入りましたが、良い意味で裏切られました。
定額小為替の発行手続きの対応をして頂いた男性の郵便局員さんの話し方が優しく丁寧で、かつ、発行手数料が安くなるような発行方法のアドバイスまで頂きました。
「南側の郵便局にこんないい感じの郵便局員さんはいたかなあ~。でも、どこかで見かけたような・・・」
と感じつつ、曖昧な記憶を頼りに
「もしかして北側の郵便局におられましたか?」と質問すると、
「そんなんです。今年の4月から南側の郵便局に異動になったんです」と返答を頂きました。
実はその郵便局員さんに北側の郵便局で1~2回の接客を受けたのですが、その時のその方の穏やかな雰囲気をうっすら覚えていました。
また、その男性の郵便局員さんが放つ(穏やかで丸い感じの)オーラに影響されてか、南側の郵便局も以前の殺伐とした雰囲気というわけでなく、以前は無表情だった郵送係の人にも少し笑顔で接客して頂きました。
記憶に残る程の「いい人」の人柄は生きるうえで大きな武器となる
近頃は「いい人」というのは良い意味ではなく「(いい人だけど)つまらない人、記憶に残らない人、特徴のない人」などのネガティブな意味合いが強いのかなと思います。
別に「いい人」が悪いわけでなく、世間の見る目(特にSNS等で実像ではなく虚像の存在ばかりを追いかけている人の目)が、表面的なものばかり見てその人の内面や人間性を見る(知る)ことができなくなっていることが問題なだけで・・・。
よく「嫌な人」は記憶に残りやすい「いい人」は記憶に残りにくいと言われますが、その概念では推し量れないぐらい記憶に残る「いい人」というある意味最強かなと思います。
私が思う「いい人」の特徴は、その人の雰囲気(オーラ)がまるく(尖っていない)穏やかで、一緒にいる人を和ませる感じです。
そしてその雰囲気(オーラ)を纏っている人は、自己を犠牲して他人を大切にするのではなく、自分を大切にし相手を尊重する方が多いと思います。
私がその郵便局を選んだように「いい人」は自然と人が集まりますし、独立して自分の力生きていく場合にも、自然と人が集まるぶん仕事の種も集まり、成功しやすくなります。
記憶に残るぐらい「いい人」というのは、本当に大きな武器のひとつ。
その人を見て羨ましく思うも「いい人」になれるように私自身も自分磨きをしたいと思います。(まだまだ先は長そうですが・・・)
■編集後記
午前は相続税業務の報告書の作成、市役所と郵便局で相続手続き。
午後は
午後は顧問先へ定期訪問。
夕方は1,000m×4本のインターバル走(4分10秒~4分)
インターバル走はきついですが、心肺機能の強化、スピード強化、脚の筋肉強化など多くのメリットがあります。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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