【独立開業】1対複数の場を多く経験することが人生を豊かにする理由。

平日のお昼の桜NikonD780 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
平日のお昼の桜NikonD780 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

独立開業すると自分1人に対し相手複数という場によく遭遇します。

今回は1対複数の場を多く経験することが人生を豊かにする理由について整理しました。

独立すると1対複数の場に多く遭遇する

独立開業すると自分1人に対し相手複数という立場によく遭遇します。

私の場合でいうと、

➀相続税などの資産税業務の打合せで、私1人に対しお客さまのご家族2名~4名

➁法人税務顧問で、私1人に対し社長と経理担当者

③事業承継業務で、私1人に対し、社長とその親族、金融機関関係者複数名

④セミナー開催で、私1人に対し、受講者20名 など

といった感じで。

この1対多数の場に遭遇するのは士業だから多いというわけではなく、何か秀でたもの、得意なこと、好きなことを武器にして事業を継続している社長であれば1対多数の場は多くなるものと思います。

私が税務顧問している会社の社長の多くも商業機関を通じて、1対多数の講演をされていますし、ビジネスシーンでも1対多数の場に遭遇します。

また、独立開業して事業を長期にわたって継続させるということは、その分野で専門家の地位を得ているケースが多いです。

そのため自然と専門家として1対多数の場に遭遇する機会も多くなります。

1対多数の「1」は自分の言葉に責任を持つ必要がある。

1対多数の場面の「1」は、前節で述べた通りある分野の専門家であることが多いです。

そのため「多数」から専門家としての意見や考えを求められます。

専門家は自分の言葉に責任をもつことになります。

従って自分の意見に対し相手からどのような質問をされるかを想定しながら事前に自分の意見の根拠を入念に調べて整理する必要があります。

また、結論がない事象(いわゆるグレーな事象)についても、自分の知識や経験をもとに根拠づけをし意見を述べる必要があります。

専門家が使ってはいけない言葉として

「・・・らしい」

「・・・と言われている」

「・・・と聞いたことがある」

など。

これらの言葉は自分の言葉に責任を持たない、責任を他人に押し付ける他責思考の言葉ですし、これらの言葉を多用している人は信用されません。(いわゆる薄っぺらい人)

また、周囲の空気を読んで同調圧力に屈することもしないほうがいいでしょう。

専門家は責任をもって言葉を発することになりますし、自然と自責の念が強くなります。

そして、自分の言葉に責任を持つからこそ他人から信用されますし、その場にいる価値があるのものと考えます。

1対多数の経験値は、人生を豊かにする

1対多数の場を数多く経験することで、周囲に惑わされず(周囲の目を気にせず)自分の意見を自信をもって述べることができます。

私も周囲に惑わされず自分の意見を自信をもって述べる方を魅力的だなとよく感じます。

いっぽうで周囲の目を気にして周囲に合わす、自分の意見をもたない人と話をしていても、その人の虚像と話しているようで心を動かされることはありません。

類は友を呼ぶ

しっかり自分の軸をもって生きていると、同じように自分の軸をもった人と自然と出会うことになります。(仕事でもプライベートでも)

自分の軸をもった人は、自分の意見をしっかり述べることができますし、いっぽうで相手を大切にし相手の意見をきくこともできます。

実像同士の話し合い。

実像同士の話し合いだからこそ、お互いを大切にして意見を交換し、新たな「気づき」が生まれます。

その新たな「気づき」こそが自分の人生をより豊かにしてくれるものと私は考えます。


プロフィール

相続・贈与・譲渡などの資産税サービス

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税務調査等サービス

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■編集後記

昨日は夕方に12kmのジョギング。

淀川堤防の夜桜を観に行きました。

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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