SNSに人気話題ワードで「今日から仕事」という言葉をみて自分の考えを綴りました。
会社員時代の冬休み明けの気分
私の会社員時代は大きく分けて２つあります。
1つが機械メーカーに勤めていた時代、もう一つは税理士補助・勤務税理士として税理士事務所・税理士法人に勤めていた時代です。
機械メーカー時代の冬休み明けは本当に憂鬱な気分でした。
当時は製造工場で夜20:00〜朝8:00まで夜勤（週5勤務）で鉄鋼をペンキで塗装する仕事をしていました。
ベルトコンベアに乗って流れてくる鉄筋を塗装しパレットに積むという単調な作業をひたすら繰り返すだけの仕事。
冬休みが明けると延々と単純作業に繰り返す日々が来ようとしている、
今の自分ではその現実から逃れることができない、唯一の楽しみは次のやってくる休日・祝日を待つことだけ。
当時の冬休み明けはかなり憂鬱でした。
税理士事務所・税理士法人に勤めていたときの冬休み明けは、税理士業務の仕事自体は楽しかったこともあり、機械メーカーに勤めていたときほどの憂鬱さはなかったと思います。（多少憂鬱さがあるぐらい。）
当時は税理士補助をしながら税理士試験の試験勉強をしていたので、冬休み明け以降は仕事と勉強を同時並行で進める必要があり、そのきつさに憂鬱さを感じていました。
また、上司の目の届く範囲内で仕事をする必要があったため、多少の窮屈さは感じていました。
独立開業後の冬休み明けの気分
独立開業後は、冬休み明けという概念自体があいまいになったと思います。
今年は1月2日～3日は箱根駅伝を観戦しながら、広告宣伝用のちらしを作成したり、法人申告のみプランの業務をしたりしました。（箱根駅伝の放送が終わると25km走をしたりり、バイクで峠を走ったりなどプライベートタイムに切替え）
強いていうなら1月5日（木）から仕事時間を通常に戻すので、私の冬休み明けは1月5日となりますが、冬休み中も仕事をしていたため、世間でいう休みボケはありません。
今まで通り受注した仕事と営業活動、知識の習得を自分のペースで着々とこなし経験値を得て、自らの手で生きる強さに磨きをかけます。
独立開業後は、自分の意思決定の範囲が広くなる、お客さまの気持ちも報酬も全て自分にはねかえる等の環境下で働く（生きる）ことになるので自然と仕事が好きになります。
独立開業後は会社員時代に感じていた憂鬱さはありません。
冬休み前も冬休み中も冬休み明けも、私にとって同じ普段の日常として過ごすだけです。
リスクをとって行動したから今がある
SNS等で「今日から仕事」「明日から仕事」というワードが話題になるのは、長期休暇が明けるのとこれから始まる仕事に憂鬱さを感じている人が多いからだと思います。
これからも長期休暇が明ける度に憂鬱な気分になるのか、それともならないとでは、今後の人生を楽しむうえでの大切な境界です。
ただ、世間の多くの人と同じような生き方をしていると今後も長期休暇が明ける度に憂鬱さを感じる可能性は高くなります。（少なくとも私はそうでした。）
自分の人生を他人の意思ではなく自分の意思でコントロールできるようになるには、リスクと行動がポイントとなります。
私の場合、
➀大企業を退職する、再就職に失敗するリスクがある
②税理士試験に挑戦する、税理士試験に一生合格できないリスクがある
③独立開業をする、独立開業に失敗して無一文になるリスクがある
という行動とリスクを経験しましたが、リスクをとって行動したから、今の自分（自己の意思で働く（生きる）自分）があります。
また、リスクを小さくする努力も大切ですが、リスクは行動の原動力となることも忘れてはいけません。
リスクを抱えるからこそ、そのリスクを解消すべく新しいことに挑戦（行動）する、そしてその挑戦（行動）こそが人生を豊かにするもの。
許容範囲内のリスクを抱え続けることも実は大切なことだと私は思います。
■編集後記
上賀茂神社に参拝。
その後、伏見の鳥せい本店でランチ。
夕方は税理士業務を少し。
■トレーニング
1/2(月) 25km走（平均6分10秒/km）
1/3(火) オフ
1/4(水） オフ
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造（フォークリフトマン＆夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現：デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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