独立後は正月を特別な日としない理由
独立後は、正月を特別な日として過ごしたことはありません。
世間的に正月休みは12月29日(金)~1月3日(水)ですが、29日(金)の午前中は相続税の面談、30日(土)は自社株コンサル業務の調べもの、31日(日)-1日(月)は自分の事業(税理士業)の経理と確定申告業務をしました。(確定申告は99%完了)
仕事量は減らしますが、何かしら仕事はしております。
正月は休まないぶん、世間が働いている平日の日に休暇をとったり、日常生活のなかでフルート、ランニング、ロードバイクやオートバイでのツーリングなどの趣味の時間を確保できるように普段の仕事量を自分の裁量で調整しております。
また、独立前は正月を「特別の日」と認識し、新しい目標をたてることをよくやっていましたが、だいたいは1月中旬頃にその目標を忘れてしまい達成することはほぼなし。
大きな目標を新年にたてるものではなく、日々の生活の中でまず行動して課題を掘り起こし、その課題を解決すべく小さな目標を潰していき習慣化することが大切、
独立して辿りついた一つの真理です。
増やすのではなく減らそう!
新しいことをチャレンジしようとするとそれなりの「労力」を必要としますし「時間」も必要です。
もし、現時点で「労力」も「時間」も余裕がない状態で新しい目標に「労力」と「時間」を割いたとすると、キャパオーバーとなり今まで普通にできていたことができなくなる可能性もあります。
それよりも直近の過去を振り返り、
⑴後悔したこと
⑵自分が予想していたよりも効果がでなかったこと
⑶心弱さゆえの悪い習慣 など
をピックアップして「やらないことリスト」を更新し、「労力」と「時間」に余白を設けることが大切かなと思います。
世間的にはポジティブに新しいことに挑戦する姿勢が称賛されますが、個人的にはネガティブな事象を減らす努力もそれ以上に価値があるものと思います。
昨年を振り返り「やらないことリスト」に付け加えたもの
私自身も昨年を振り返り「やらないことリスト」を付け加えてみました。
⑴MailやカレンダーはOutlookを使用しない。(Googleを使用する)
昨年の1月前半にMicrosoftのOutlookが使用できなくなりました。セキュリティに問題が生じ、Microsoftに本人であることを認証してもらうためにプライバシーの質問を幾度となく回答しましたが本人とは認証されず。結局、全クライアントにOutlookからG-mailへ切替えした旨のメールを送るはめになりました。(繫忙期中の相当な時間ロス)
⑵同業者にいい顔をしない
昨年までは支部の委員会に属していたこともあり、支部活動にかなりの時間を割くはめになりました。支部活動に参加していると同業者の先輩から「ちょっとした依頼」を受けることになります。「ちょっとだけだから。」と許して引き受けてしまうと、特にひとり税理士の場合にはひとりで仕事をしていることもあり、思っている以上に時間を奪われることになります。(結局はプライベートの時間を犠牲にして、奪われた時間の穴埋めをすることになります。)
断るときはきっぱりと断ることも大切です。同業者に「丹尾さんにこの不動産会社を紹介したいんだけど?」、「ある会計ソフト会社が税理士さんの紹介を依頼されたんだけど、丹尾さん話だけでも聞いてもらえない?」の依頼もきっぱり断りましょう。
⑶You tubeをBGM代わりにしない
ひとりで仕事をしていると、寂しさを紛らわせようとYou tubeをBGM代わりとし仕事をすることがよくありました。
ただ、You tubeの情報量は多く、仕事とYou tubeに集中力が分散され、仕事の精度が落ちていることに気がつきました。
昨年の秋頃から集中力の高い時間帯(朝7時~11時)は、You tubeや音楽は聴かない、仕事のみに集中するよう習慣づけをしている最中です。(おそらくこの効果が発揮されるのは、確定申告時期の繁忙期ではないかと思います。)
「やらないことリスト」も日々の業務のなかで更新し、新しいことに挑戦するための準備として
まずは「労力」と「時間」に余白を設けるようにしたいと思います。
■本日の仕事
1/1(月)に2023年度の確定申告を終わらすことができました。
□趣味日誌(フルート、フルマラソン、バイク、写真など)
大晦日に30km走を実施。
元旦はオフ。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
こんにちは!
マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する
京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
今回は、正月は新しい目標を増やすのではなく、減らすほうがいい理由、について述べてみました。