今回は税理士業をはじめ士業に向いているな思う人を、私の独断と偏見で3つ選択してみました。
結果的には私の要素を3つ紹介したことになります(笑)
もし、一つでも共通点がございましたら将来の職業の選択肢として税理士も視野にいれて頂くと嬉しいです。
体育会出身者(吹奏楽も含む)
1人目は体育会出身者です。
より厳密に言うなら同じ競技を長年続けてきた体育会出身者です。
スポーツと税理士業(税理士業と問わず他の士業もそうですが…)は共通点があります。
それは、成績を残すために練習の虫になるスポーツの性質と仕事をするために勉強の虫になる税理士業の性質が似ていることです。
私は学生時代は10年間陸上競技(種目は800m・1.500m)を続けていました。
自己ベストのタイムを縮めるために日々練習の繰り返しです。
練習量は強豪校と比べて少ないほうですが、自分で考えた練習メニューをこなしながら身体にどんな刺激があるのが観察するのが好きでした。
ケガをせず質の良い練習を継続できたときは、大会でいい走りをできることが多かったです。
私のように質の良い練習の継続が大会の成績に直結することを体験してきた体育会出身者が、仕事でも類似体験できる職業が税理士業を代表する士業なのかなと思います。
税理士業の場合、毎年の税制改正や経済産業省(中小企業庁を含む)の施策、会計や資金繰り・経営などの様々な分野の勉強が日々かかせません。
ただし、勉強した知識がそっくりそのまま実務で使えるのが税理士業の強みです。
ほとんどの職業は、勉強した知識は実務に直結するのではなく補完するものです。
勉強した知識が実務に直結する職業は意外と少ないです。
勉強すればするほど実務の幅が広がる楽しみは体育会出身の方ならはまると思います。
体育会出身の方には職業として税理士業や他の士業をおすすめしたいです。
また、私も含めて士業の世界は体育会出身の方は意外と多く、そして今でも何かしらのスポーツで身体を鍛えている方は多いです。
学生時代に勉強をドロップアウトした方
二人目は学生時代に勉強をドロップアウトした方です。
これも私の体験となります。
私は高校時代に勉強がついていけなくなり、大学は一般入試の合格は無理だなと悟って推薦入試でなんとか大学に進学できた口です。
高校が進学校だったということもあり、周りがセンター試験と大学受験の勉強に勤しんでいるときに自分だけが受験勉強していないことを恥ずかしく思い、1月以降は受験シーズンは高校には行かず近所で陸上のトレーニングをしていました。
ただ、受験戦争を離脱したことにより勉強を強いられる経験がなかったおかげもあるでしょう。
「勉強は嫌だなあ」と感じることはなく、どちらかというと勉強は好きなほうです。
社会人になって20代中頃で初めて簿記の学びましたが、そのときに感じた勉強の楽しみは今でも忘れられません。
学生時代に勉強をドロップされた方には、勉強を強いられた経験が少ないと思います。
そのため、社会人になった後の「学び」を新鮮に感じられると思います。
「何か学ぶことが楽しい!」と感じられた方がおられましたら、是非税理士を目指してほしいです。
レールに敢えて外れてみたい人
今の就活事情はわかりませんが、私が新卒(2007年)の頃は「新卒カードを駆使していい会社に入社すれば、勝ち組のレールに乗ることができ人生ハッピー」という思想が世間の常識でした。
最近、2000年代のドラマ「僕の生きる道」や「僕の彼女と彼女の生きる道」を最近見返しましたが、「いいい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に入ることが勝ち組のセオリー」という思想がドラマの中でも色濃く残っていました。
私も「新卒カード」を駆使して一部上場に入社することができ、入社後に仕事に勤しむことになりますが、数度の転勤を経験してあることに気づきます。
「あれっ。自分の人生って他人で意思で決まるだなあ。住みたい地でさえも自分では決められないんだなあ。」
私のように自分の人生が他人の意思で決まることに不安を感じるのであれば、一度敷かれたレールから飛び出してしまうのもありだと思います。
そして、一度会社のレールから飛び出した後に自分の人生を自分の意思で歩むのであれば専門知識や技術を身につける必要があります。
そのときに税理士をはじめ士業を選択して頂ければ私は嬉しく思います。
-編集後記-
本日は一時支援金の確認機関用の窓口サイトを作成する予定です。
この記事を書いた人はこんな人です。ご興味があれば、どうぞ!
にお あつしってどんなひと?(税理士ブロガー。趣味はバイクとフルート♬