本日は週の真ん中なので「ひとり税理士ののんびりライフ」の日ですね。
私の知っている人であれば「丹尾さん、フルートやってるの!?」と驚くかもしれません(笑)
私の風貌は正直に言ってフルートに似つかわしく、熊がフルートを吹いてるイメージです。
今回はなぜフルートをはじめたのかとその経緯をご紹介できればなと思います。
気づいたら仕事と税理士試験だけの日々
新卒で入社した1社目の㈱ダイフクで会社員の生活を経験し、組織で働くことが苦手なことに実感し、会社を退職して税理士試験に挑戦します。
最初の1.5年間は働かずに受験勉強に専念したのですが成果はからっきしで税理士試験の厳しさを思い知ることになります。
ただ、後戻りはできません。
貯金の残高が底をつきかけたこともあり、税理士事務所に就職して仕事をしながら税理士試験に挑戦し続けることになります。
仕事も早いうちからクライアントへの巡回監査を任されたことや、「税理士になる」ということを目標を目指して税理士試験に挑戦し続けることに一定の充実感はありました。
ただ、振り返ってみるとこの数年間はずっと仕事と試験勉強だけの毎日です。
それって「本当に人生を楽しん生きてるの!?」と次第に思うようになり、4科目/5科目に合格して残り1科目となり、少し時間に余裕を持てるようになった時点で趣味探しをはじめるようになりました。
年齢をとっても続けられる趣味探し
大学を卒業してから30歳を過ぎるまでこれといった趣味はなく、体力づくりにランニングをしたり登山をしたり、たまにカメラ教室に通ってい風景写真を楽しむ程度でした。
これから体力がものを言う趣味をはじめるのもどうかなあと思っていた矢先に同僚が趣味でサックスをはじめたことを知ります。
「楽器」かあ。
確かに楽器には以前から憧れていましたが、小学校のときから音楽は苦手で大人になっても楽譜を読めないレベルです。
ただ、「楽器なら年齢をとっても続けることできるし、練習次第では年齢を重ねるごとに上達できるかもしれない。」という気持ちが強くなり、えい、やーの勢いで「楽器」を始めることにしました。
フルートの音色が好き
もともと管楽器の造形美を眺めるのも好きだったので、楽器は管楽器から選択しようと考えていました。
候補にあがったのは、トランペット、サックス、フルート、クラリネットの4つ。
オーボエも候補に挙げたかったのですが、楽器の値段が高いのとオーボエを教える音楽教室に近くになかったためやむをえず却下しました。
楽器屋に行ってそれぞれの楽器を試奏したり、you tubeで楽器の音比較を聴いたりしていろいろ悩みました。
そして選んだのがフルート。
決め手は子供の頃に父の車でよく「シチリアーノ」を聴いていて、哀愁漂うその曲が大好きでした。
そして「シチリアーノ」を演奏している楽器がフルートでした。
フルートの音色は、なんだか懐かしさを感じさせる音なんですね。
故郷にある丘の上を吹く風のようなイメージ。
今でも気分転換に「シチリアーノ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」の懐かしさを感じさせる曲を吹いたりしてます。
今ではフルートを選んで良かったと思います。
深夜まで仕事しない限りは1日1回は練習するぐらいはまっているので。