本日は税理士試験の官報合格の日でしたね。
本日晴れて官報合格をされた方、本当におめでとうございます!
税理士試験という困難で長い道のりを諦めずに走破して頂き、まずはお疲れ様でした!
私も2年前に官報合格をして今は開業税理士として生きていますが、官報合格発表の金曜日は特別な日。つい意識してしまいます。
今回は私の官報合格の思い出を振り返ってみました。
職場の同僚が喜んでくれた!
私が官報合格したのはデロイトトーマツ税理士法人の大阪事務所に勤めて3年目の頃でした。官報合格発表の日は事務所を休んで家に居ましたが、同僚から「合格したよ!」と連絡を頂きました。仲良しの同僚からは「自分の事のように嬉しい」と言って頂きました。先に合格した後輩達からは「丹尾さんが合格して良かったです!」とメールをもらいました。いつも厳しい上司の方々もその日は互いに腕を組んで♬るんるん♬とスキップをしていたらしいです。
翌週の月曜日に出社すると、お世話になっていたパートナーからは官報のコピーに大きく赤丸した用紙を渡され「よくやった。おめでとう!」と言葉を頂きました。そのパートナーには私の受験勉強を考慮して頂き試験1か月前からマネージャー陣から仕事を振られないよう配慮して頂いていました。(大阪事務所全体が受験生を応援しようという雰囲気でした。)
今思えば仕事に厳しい事務所でしたが、同時に多くの職場仲間から愛されていたと思います。自分の合格が周りをこんなに幸せにするのかと本当に驚きました。(上司の1人が合格祝いにお金を出し合って丹尾さんが欲しいものをプレゼントしようと提案されたそうですが、それは特別過ぎるだろと却下されたそうです(笑)気持ちは嬉しかったです!)
大阪事務所に恩返しするとすれば、自分が開業後もいち税理士として成長し続けることかなと思います。
家族が喜んでくれた!
官報合格を果たして一番良かったことは、家族をようやくを安心させることができたということです。
税理士試験は長丁場の試験です。私自身、4科目揃えるのに4年、残り1科目を合格するのに4年、計8年も費やしています。働きながら税理士試験に挑戦していたこともあり、兼任受験生時代のときは、仕事と睡眠と食事と入浴と多少の娯楽以外はすべて試験勉強に時間を充ててきました。
大袈裟ですが税理士試験は本気の勝負、命がけの勝負です。自分もしんどいですが、それを見守る家族もしんどいです。毎年努力したにもかかわらず官報合格を手にし損ねる、自分も精神的にきつかったですが、その姿を身近で見続けた家族の心労も相当なものだった思います。
父からは「諦めずによくここまでのぼりつめた。」と母からは「嬉しいけど何よりもまずはホッとした。」と言葉を頂きました。遠い地で生活していた姉からも労いの言葉を頂きました。
官報合格した私の本音は、母と同じ「嬉しいけど何よりもまずはホッとした。受験勉強という地獄のループからようやく抜け出すことができた」と記憶しています。
官報合格した皆さま、まずはゆっくりと休んでください。
官報合格をした皆さまにとって今年は最高の年末となるのはないでしょうか。
まずはゆっくりと休んでください。(多少、羽目を外すのもいいのではないでしょうか(笑))
私は官報合格発表の金曜日の二日後の日曜日に合格祈願をした福井県のスポットに御礼を言いに日帰り旅行をしました。(凍結した峠道をバイクで走行したのでかなり危険でしたが…)
また、年末はゆっくり休みながら今後の税理士人生について考えました。
やはり資格をとったら独立したい、自分の意思で自由に働きたい、
官報合格を果たし税理士登録の現実味が増したとき、税理士を目指した頃の初心にようやく振り返ることができたのかなと思います。(それだけココロに余裕ができるということです。)
官報合格した皆さまも、年末はゆっくり休みながら自分の税理士人生を見つめ直すいい機会になるといいですね(^^)/
■編集後記
午前中はクライアント訪問。午後から地元の商工会で飲食店向けの節税セミナー講師として登壇。
■運動は仕事
移動は徒歩。ノルマの600キロカロリーは消費。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
■相続税・贈与税サービス
■定期的なサポートサービス
■単発のサービス
■申告のみプランサービス