私の2026年時点の地方の新築の家の相場感。
私は滋賀県出身ですが、滋賀県はマンションよりも戸建てが一般的で、両親の建てた家で育った私も大人になって結婚したら戸建てを買うのが普通と思っていました。
20代頃は土地を含めての家の建築コストは安ければ2,000万円台、平均が3,000万円台、高ければ4,000万円台以上と思っていましたが、アラフォーとなり実際に家づくりをはじめると様々な物価が上昇傾向にある現在において20代の頃に想定していた建築コストが夢物語であったと実感じます。
賃貸マンションに住んでいると、ポストに投函された新築の建売住宅の広告チラシをよく見かけますが、滋賀県で比較的大阪市や京都市などの都市部にアクセスしやすい草津市、大津市地域の建売住宅は土地も含めて5,000万円台。
草津市、大津市地域で完全自由設計の注文住宅を建てようとする場合には、注文住宅は建売住宅よりもコストが大きくなる傾向にあるため、私の肌感では土地を含めての建築コストは安くて6,000万円台、平均7,000万円台、高くて8,000万円以上ぐらいが相場かなと思います。
「東京の中古マンションが1億円以上」のニュースが取り沙汰されますが、では地方で新築の家を安く建てたり買ったりできるかというかというと現実は厳しく5,000万円以上の資金を確保する必要があります。
全額住宅ローンは悪手。半分以上は自己資金。
前節に続き仮に大津市・草津市エリアで新築の建売住宅を購入しようとする5,000万円の資金が必要となりますが、これを全額住宅ローンで資金を調達するのは悪手かなと思います。
なぜなら借入ローンが大きければ大きいほど金利息総額は大きくなり、毎月の返済元利のうち金利の占める割合が大きくなり、毎月返済しているにもかかわらず借入金の元本がなかなか減らないという悪循環に陥るからです。
もし、私が新築5,000万円の建売住宅を購入するのであれば、何としてもでも自己資金として2,500~3,000万円を用意し、残りの2,000~2,500万円を住宅ローンで補い金利息総額を抑えにかかります。
もちろん自己資金2,500~3,000万円を住宅の購入に突っ込んだとしても、生活費・娯楽費・金融商品の投資のための資金、事業活動の運転資金としてある程度の貯金を残しておくことが前提となります。
自己資金を貯めるために稼ぐ力を伸ばすことが最短の近道
2,500~3,000万円の自己資金を自分の稼ぎだけでアラフォーの時点でつくろうと思っても日本人の年収や金融資産保有額の平均値・中央値の統計データをみる限り、普通の人では現実はなかなか厳しいかなと思います。
ただ、地方で家を取得し、かつ、その後も金利に苦しむことなく生活を回すのであれば、住宅取得コストの半分以上の自己資金をなんとしてでもつくったほうがよいと思います。
そのためには20代の頃から稼ぐ力を伸ばす行動を継続して行う必要があります。
私の経験談をお話すると、
「法人営業経験をした」「税理士資格を取得した」「修行時代に様々な税務を経験した」「会社員として報連相の基礎や組織で仕事をする経験をした」→稼ぐ力が伸びた
と言えるいっぽうで
「地方からでて東京で仕事をした」→稼ぐ力が伸びなかった
というのが実感です。
このように自分にとってどういった行動が稼ぐ力を伸ばすことにつながったのか、又は、つながらなかったのかを分析することが大切です。
もし、私が今も東京でずっと会社員として仕事をしていたとすると、物価の高い東京では多少年収が高かったとしても貯蓄や投資に回せるだけのお金を貯めることとはできなかったと思いますし、東京に住んでいると相場1億円を超える中古マンションを購入できないどころか、地方に移住しても注文住宅を買えるだけの自己資金は貯まっていない、仮に住宅ローンをフルで戸建てを購入したとしてもその後の生活の資金繰りは金利で苦しめられるでしょう。
いっぽうで私が挙げた稼ぐ力のupにつながった経験は東京に行かなくても地方やそれこそ地元でも経験できたものです。
実家で暮らしながら仕事をするのであれば、稼ぐ力を伸ばしながらお金を貯めることができます。
今後は更に普通の人が新築の戸建てを購入するのは難しい時代となります。
新築の戸建が欲しい、新築戸建て取得後の生活の資金繰りを安定させたいのであれば稼ぐ力を伸ばし新築戸建てを計画する前に自己資金を貯めるのは最短の近道となりますが、稼ぐ力を伸ばす方法は人それぞれ。
自分なりの稼ぐ力を伸ばす方法を試行錯誤しながら見つけていきましょう。
稼ぐ力を伸ばすために四苦八苦する、挑戦する、悩む、喜ぶ、継続する、それが人生の醍醐味なのですから。
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にお あつし
こんにちは!
滋賀県大津市出身で京都府長岡京市に事務所を構える
税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
今日は家づくりの資金について。地方で家を建てる、又は、購入するのにどれぐらいの資金が必要か?、などの家づくりの資金について自分の感じたことを綴ってみました。