3つタイプの会費
勤務時税理士時代は本来私が負担すべき会費を事務所(税理士法人)が負担してくれていたこともあり、会費についてそこまで気にしたことはなかったのですが、独立後は全て自己負担になることもあり、支払う会費の種類とそれぞれの効果について考えることもあります。
ここでいう会費とは、
例えば、会計・税務ソフト、ITツールの利用手数料など明白な対価関係があるものは含まれず、
年会費や組合費のように明白な対価関係がよくわからないものを指します。
また、私が毎年支払っている会費は、
➀資格の維持のためのもの(税理士会や行政書士会の会費など)
➁ビジネスチャンスや有益な情報に遭遇するもの(商工会の年会費など)
③対価性もなければ、特に効果も感じられず、付き合いで支払っているもの
と3つのカテゴリーに分類することができます。
➀、➁については必要経費として認識しているため問題はないですが、③についてはなるべく支払いを避けたいものです。
対価性のない会費の会ほど脱出するのは難しい!?
何度か対価性のない会費の支払いをストップするためにその会の脱出を何度か試みましたが、こういった会ほど脱出するのは難しいです。
脱退しようとその会の事務局に連絡すると、その会の主要な構成メンバーや支援者から電話がかかってきました。
また、その会のある支援者からは「この会を一番支援してる先生は〇〇先生で○○○エリアの税理士界のなかでは重鎮なんだよ。退会者に丹尾さんの名前が表示されると、○○先生の怒りを買って○○○エリアでは生きていけなくなるよ」と若干脅しのようなコメントを頂きました。
開業後、1人では心細く税理士仲間をつくろうと税理士が集まる会にいくつか入会しましたが、もっと慎重になるべきでした。
今はある時期にその会に脱出できるように着々と準備をしている最中です。
自分がどんな税理士かを公言してバリアをはろう!
ある会に入会したけど、退会するか悩んでいる(というか同業者の目がきになる)ときは、やはり初心に戻ることが大切です。
・何のために税理士になったのか?
・何のために独立したのか?
・それは自分を大切にし、自分の意思で自由に生きたいから。
・今の自分の状態は、自分の意思で自由に生きてるといえるのか?
・今の状況を変えるために何か策はないのか?その策が実現可能なら行動に移そう 等
と、自分の気持ちを何よりも尊重し、行動をしましょう。
また、ブログ等を通じて対価性のない会に入会しない理由や退会する理由を公言し、バリアを貼っておくこと大切です。
ひとり税理士の場合は、ひとりで業務をこなすため時間的な制約があります。
限られた時間を対価性のない会の活動に使用するのではなく、お客さまや自分(家族を含む)のために使うことを重きを置いていることをブログで公言することは、自分を守るという意味でも有効な手段と思います。
■編集後記
朝から法人の決算・申告業務。
先週末から左足のハムストリングに違和感あり。(肉離れ!?)
ゆっくり60分ジョグをしました。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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