出先からの帰り道に珍しい風景に出会うことができました。
おそらく独立せず勤務税理士時代のままであれば、平日にこのような風景を出会うことはなかったと思います。
独立してよかったなと思いつつ。
烏（カラス）の行水の動画も紹介しますのでご覧ください。
「烏の行水（水浴び）」を眺める
先日、出先から徒歩で帰宅する最中に珍しいものを見ることができました。
川岸の道路を歩きながら小畑川を眺めていると、烏（カラス）が行水(水浴び)している光景が…。
「おお、これが烏（カラス）の行水かあ。ことわざでは有名やけど実際見るのは初めてやなあ。家族にも見したろ」と思わずスマホを手にしました。
「烏（カラス）の行水」の意味とは「入浴に要する時間が短い」こと。
私が出会った烏（カラス）の行水はちょうど1分ぐらいだったと思います。
珍しい光景に出くわすことができました。
日常の中で新しいものを発見するには「徒歩」
外にいるときは、移動の速度がゆっくりであればあるほど色々な世界を垣間見ることができます。
私の場合、外での移動手段は電車、バス、自動車、バイク、徒歩と様々なものがあります。（トレーニングを含めるとランニングもあり）
電車やバスに乗っていると外の景色ではなくスマホを眺めている時間が長いです。
窓を開けて自動車に乗っていると、目に飛び込む景色、風、日光等を楽しむことができます。
バイクは更にその土地の香りや気候（雨、風、温度）を全身で感じることができます。
ただ上記の移動手段は移動スピードが速いため、人間世界以外の世界には気づきにくいです。
人間以外の生物の世界を垣間見るためには徒歩ぐらいのゆっくりとしたスピードが最適です。
烏(カラス)の行水に出会った日は、移動距離は2km程と短いものでしたが、これ以外に
・青虫(蝶のさなぎ)が道を横断している風景
・うずくまって私をじっと眺めている黒猫
・小畑川の川岸に集団になって寝ている鴨たち
に出会うことができました。
また、その移動距離2kmのなかで人間世界においても、長岡京市に観光に来られた高齢のご夫婦に道を尋ねられたり、小さな子どもが運転する暴走自転車に突っ込まれました(笑)（黒猫とカラスを見た影響か！？子どもには「大丈夫？」と笑顔で声をかけておきました。）
歩いていると本当に多くものに出会います。
時間の流れを「あっという間」と感じることがないように
勤務税理士時代、私の周りの上司や同僚から「仕事が忙しすぎて1ヶ月、1年経つのもあっという間」という口癖をよく聞かされました。
当時の私はその時間の感じ方はもったいなと思いつつも、（他人の意思決定の範囲内での）仕事漬けの日々を送っていたため、確かに1年過ぎるのがあっという間の感覚でした。
独立して自分の意思で1日の過ごし方を決めることができるようになったことで、以前よりも時間の流れがゆっくりになりました。
独立後の税理士としての活動時間については、勤務税理士時代と比べて成果物の作成時間は確かに減りましたが、営業時間を加えると同等又は少し増加しています。
それでも平日、ランニングやフルート練習、ブログやカメラに時間を割いたり、移動手段として時間のかかる徒歩をあえて選択できるのは、独立によって自分の意思決定できる範囲が広がったからです。
1日ずっと同じことをするよりも様々の要素を取り入れたほうが、そのぶん多くの刺激を受けることができます。（個人的に同年代よりも若返るものと推察しています。）
刺激のある充実した日々を送っていると表情もいきいきし、それがまたヒトを惹きつけますから。（そしてそのヒトから新しい刺激をもらうことになります。）
独立後の自由な意思決定を存分に楽しみましょう。
「時間があっという間」と感じたら、その自由な意思決定をいかし、ゆっくり歩いて、多くの刺激を受けるのもおすすめします。
■編集後記
午前中はフルート教室。
夕方は補助金業務の打合せ。
午前・午後ともに電車遅延に巻き込まれる。（自分の時間をコントロールするにはまだまだ修行が必要だと実感。）
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造（フォークリフトマン＆夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現：デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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