【独立開業】独立開業後の私の原動力とその活かし方

私の原動力を支えるシューズNikonD780 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
私の原動力を支えるシューズNikonD780 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

独立開業して3年目に突入しました。

独立開業後の私の原動力となっているものとその活かし方について整理しました。

独立開業後、私の原動力となっている2つのもの

3月で独立開業して3年目に突入にしました。

人や運にも恵まれたことにより、今のところは独立前に計画していたよりも順調に業績を伸ばし保ち続けることができています。仮に、今後業績が伸び悩んだとしてもこの2年間で得た資金の蓄積と顧客ゼロからのスタート、すなわち0→1の経験をしていることから、その逆境に耐え乗り越える自信はあります。(根拠はありませんが(笑))

もちろん、人や運に恵まれるために、私自身も様々なことを試み何度も失敗して、その原因を検証し、その結果をもとに方向性を軌道修正していくつかの成功を勝ちとるという行動を続けています。

この「行動の習慣」は、やはり過去の私自身の体験をもとに自ら導きだしたものと思います。

その体験とは、

「学生時代のスポーツの経験」

「税理士試験の勉強」

の2つです。

スポーツと税理士試験の共通点

まずは、学生時代のスポーツの経験の話です。

私は中学~大学まで10年間陸上競技で中距離(800m~1500m)をしていました。

中学、高校、大学と中距離が強い強豪校ではなく、個人で各々練習メニューをつくってトレーニングするのが学生時代の日常でした。

➀自分なりに練習メニューを計画(Plan)

➁メニューをこなして練習日誌に練習タイム記や自己のコンディション(疲労具合)を記録(Do)

③試合で全力を出して成果(順位とタイム)を測定(Check)

④より速くなるように練習メニューを練りなおす(Action)

とPDCAサイクルを繰り返していました。

これは8年間挑戦し続け合格を勝ち取った税理士試験も同じです。

➀1月1日に8月上旬の本試験まで確保できる勉強時間を逆算し、試験当日までに実力が合格レベルに達するまで勉強計画をたてる(Plan)

➁専門学校で講義と答練を繰り返しながら、自分の実力を毎週測定(Do)

③悔いが無いようにできる限りのことは準備して8月の本試験で全力をだし切る(Check)

④12月の合否発表の結果を受けて、翌年1月1日からの勉強計画を練り直す(Action)

というPDCAサイクルを繰り返していました。

陸上競技では自己タイムと地方大会(滋賀県大会や近畿大会)ですがそれなりの順位、税理士試験では税理士資格を勝ちとったという経験が、独立開業後の行動し続けることの原動力となっています。

また、陸上競技では強豪校と比べて強い人達と一緒に練習できない、陸上の環境設備が整っていない、税理士試験では仕事しながらの兼業受験生のため専念受験生よりも勉強時間が少ないという不利な状況下で闘い続けるという経験もしてきました。

不利な状況下であっても自分なりに工夫して諦めずに行動し続ければ必ず成果に結びつくということも経験し、この経験も今の私の原動力となっています。

重要なのは、「経験」を活かす環境をつくりだすことができるか

私の原動力は簡潔に言えば、「スポーツを頑張ったという経験」、「勉強を頑張ったという経験」です。

これらの経験は、私だけではなく多くの人が学生時代に一度はした経験かなと思います。

社会にでて感じることは、

「学生時代に学んだことは社会に出てはまったく意味がない」

「努力なんて無駄。努力しても報われない。結局、運次第」

と悲観的な考え方をもつ人が多いということです。

ただ、悲観的な考え方をもつことにも私は理解できます。(私も20代半ばまで悲観的な考えだったので)

「大学ではマーケティングを勉強したのに、マーケティングとはまったく関係のない部署に配属になった」

「本当はこの企業に就職するため就職活動を頑張ったけど失敗し別の企業に就職することとなった。」

など努力がしたのに努力が実らないこともあります。(実際に私も経験しました。)

そして、努力が実らないときのほとんどが自分が成功するか失敗するかの局面を自分以外の第3者の判断に委ねられている環境下での話です。

自分の評価、成功、失敗が第3者の判断に委ねられている環境では、努力が実らないことが多いです。(私は特にそうでした。)

大切なのは、自分が成功するか失敗するかの局面を自分の判断に委ねる環境を自らの手でつくりだせるかです。

その環境下では、努力すればするほで成功する確率が高まり、仮に失敗したとしても自己の判断での行動のため納得し受け止め、次のアクションの材料とすることができます。

私の場合は独立開業することで、他人の意思決定に左右されない環境を手に入れることができました。

他人の意思決定に左右されない環境を手に入れる手段は人それぞれですが、一人でも多くの人が自分の意思で行動し、失敗したとしてもそれを糧とし結果的に成功を手に入れることのできる世の中になるように・・・。

物事に対しネガティブな要素を粗探して結局行動しない人(ネット弁慶)ではなく、物事をポジティブにとらえ行動できる人が増えてほしいなと思います。

話してても楽しいですからね!


プロフィール

相続・贈与・譲渡などの資産税サービス

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■編集後記

先週末に11キロのビルドアップ走。

来週はハーフマラソンのため今週は練習量を少し落とします。

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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