【なぜなぜ分析】フルート練習でも使える“なぜなぜ分析”

フルートと楽譜
フルートと楽譜

右肩の痛み

先週あたりから右肩だけが急に凝りはじめました。

この右肩だけが凝るという現象は依然にも度々経験があったので原因が大体は察知済。最近、フルートを吹いているときに「上半身の力み」を感じていたのでおそらくそれが原因。ただ、家での練習中はその原因を頭では分かったつもりでも特に対策を打たず、フルート教室の日を迎えることになりました。

レッスンは最初に準備運動で“音出し”をするのですが、その音出しの様子を見ていた先生に

先生:「丹尾さん、呼吸が複式呼吸ではなく胸式呼吸になっていますよ。上半身がかなり力んでいます。」

とアドバイスを受けたので、

丹尾:「やはり上半身、力んでましたか?最近、右肩が痛いのでうすうす気づいてました(笑)」

と回答しました。

音楽家は理論派の方が多く、先生も典型的な理論派人間です。私があいまいな回答をしたことで先生の理論スイッチが入ってしまい、その後「なぜなぜ分析」の質問攻めの餌食となってしまいました。

なぜなぜ分析

先生との「なぜなぜ分析」の内容はこんな感じです。

「スタートは右肩が痛くなった」という事実からスタートとなります。

START   右肩が痛い

↓Why(なぜ、右肩が痛くなったのか?)

吹くときに上半身に力がはいったため

↓Why(なぜ上半身に力がはいったのか?)

呼吸方法が複式呼吸ではなく、胸式呼吸となったため

↓Why(なぜ胸式呼吸となったのか?)

いつもは楽譜の練習をする前に複式呼吸を意識する訓練をしていたが、ここ最近はその訓練を省略したため

↓Why(なぜ複式呼吸を意識する訓練を省略したか)

練習時間は毎日30分と決めているが、冬はフルート本体を暖めるの時間を割く必要があるので、複式呼吸の訓練の時間を省略した

↓Why(なぜ)

・・・

という風に「なぜなぜ分析」で原因を深掘りした結果、辿りついた結論と対策は以下の通り。

GOAL 結論と対策

フルートは気温が寒い空間では物理的にも空気中の密度が高くなり振動しにくくなる傾向がある。そのため、特に冬の季節は吹く前に部屋の室温と楽器本体を暖める必要がある。対策としては練習前に暖房の温度を高く設定して室内の気温を暖かくし、フルートを組み立てた後に自分の息で楽器本体を暖める。室内の気温が暖かくなるまでの10分~15分の間はストレッチをして体全体をほぐす。冬のフルート練習時間は事前準備も含めて40分~45分に再設定する。

フリーランスこそ「なぜなぜ分析」が活かせる

この「なぜなぜ分析」は「トヨタ方式」という呼び名で会社の新人研修等で学びますし、ビジネス書・自己啓発本を読んでいても度々でてくる言葉です。ただ、内容は理解しつつも仕事で「なぜなぜ分析」を実践したかというとこれまでほとんどしてこなかったと思います。組織で働いていると「なぜなぜ分析」をして原因が判明したとしても自分の力だけでは改善できないことが多く、それが理由で「なぜなぜ分析」をしなくなりました。(言い訳です(笑))

ただ、今後は「なぜなぜ分析」を実践していきたいと思います。

ひとり税理士(フリーランス)だと自分で仕事をコントロールできるので、「なぜなぜ分析」で辿りついた原因に係る対策を瞬時に業務に反映することができます。また、原因をつくっているのが自分であることが多いのでそのぶん対策も打ちやすいです。

今後、仕事をするうえで上手くいくときもそうでないときもでてくると思います。どちらにしてもしっかりとその原因を深堀りして⇨対策を講じ⇨改善するという流れを習慣にしたいですね。

-編集後記-

目標の6:00起床には到達できず。(今日は6:30起き)

私のベストな睡眠時間は7時間なので、就寝時間を30分早めて6:00に起床できるか試してみます。起床時刻も「なぜなぜ分析」をしながら目標6:00を目指します。

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