リアルタイム会計を実現できていれば、節税は楽しむことができる
リアルタイム会計を実現できていると、個人事業主の場合、11月下旬ぐらいになると今年の事業の業績(収支、財務状況)の見通しができ、所得税や消費税の納税予測もできているのかなと思います。
私もリアルタイム会計を実現できていることから、少し早いですが大体9月末頃から今年の業績や納税予測をして、年末の節税計画をたてて随時実行しています。
私の節税計画は、王道ではありますが、
まずはこの3つ
⑴小規模企業共済(所得控除)
⑵経営セーフティネット共済(事業所得の経費)
⑶ideco(所得控除)
この3つは今年の資金繰りの状況をみて、資金繰りに支障がでない範囲で掛金を拠出していきます。
あとは、個人的にワクワクする以下の節税。
⑷自分へのご褒美という意味も込めて、30万円未満の仕事道具の購入。青色申告で確定申告をしている場合には、原則30万円未満の仕事道具は全額経費になります。私の場合には、今年はノートパソコンを1台購入する予定です。
⑸仕事関係者との会食(忘年会など)。高価な飲食ではなければ、一般的に仕事関係者とのご飯は接待交際費として全額経費になります。私の場合には、税理士・会計士仲間と会食をともにすることが多いですが、一緒に互いの事業や信念、価値観などを語り合いながら年末までに数回ご飯を食べに行く予定です。
⑹最後にふるさと納税。昨年からお礼品の還元率が減少したとはいえ、やはり寄付先の市町村の特産品は楽しみですね。例年12月にふるさと納税を申し込むため、返礼品が家に届くのは翌年の1月~4月頃。税理士は1月~3月が1回目の繁忙期を迎えるため、ふるさと納税の特産品を料理して食べて繁忙期を乗り越えています。私は牛肉や蟹、ふぐの刺身などが好きなのでこれらをふるさと納税で申し込み、繁忙期によく食べています。
節税を成功させるにはリアルタイム会計を実現して、期中に節税が必要かどうかを見極めることがポイントとなります。
実は節税が必要ではないのに、節税対策をすると単なる無駄遣いとなってしまう可能性もございますので。
リアルタイム会計を実現し、節税も楽しみながらやりましょう。
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-編集後記-
午前中は法人申告のみプランのお客さまと打合せ。
午後から相続税案件の打合せです。
こんにちは!
マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する
京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
今回はリアルタイム会計と節税についてです。