【独立開業/税理士】開業前の「食っていけるか?」の不安。1年後どうなった?

新しい道を走る  NikonD780 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
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現在お勤めをされている方の中にも将来的に独立を視野している方がいると思います。

その方たちにとって一番の心配は「独立開業後、食っていけるか?」ではないでしょうか?

私も勤務税理士時代から独立を視野に入れていましたが、やはり一番の心配は「食っていけるか?」でした。

今回は私の体験をもとにその心配が1年後どうなったかを記してみました。

ご参考ください。

開業前の一番の心配は「食っていけるか?」

ちょうど1年前は、勤めていた税理士法人の最終出勤日だったと思います。

次の日から4月1日の開業に向けて開業準備に入りました。

独立を視野に入れたときから、そして開業準備中の期間も一番の心配は「独立後も食っていけるか?」でした。

特に私は暖簾分けなどなく顧客ゼロからの開業スタートだったので、「食っていけるか?」の心配は人一倍大きかったと思います。

「自分へ仕事の依頼は来るのか?」

「営業ってどうやればいいんだ?」

「貯金の底がついたらどうしよう」

楽観的な性格な私ですが、こういった心配が開業前、そして開業後もしばらくは頭によぎっていたと思います。

1年経過してどうなったか?

勤め先の最終出勤日から1年が経過した今。

業務の内容に偏りはありますが、相続税や贈与税・譲渡所得税の資産税業務、補助金サポート業務を中心に1月~2月は予定は埋まっています。

税理士業務を1日7~8時間でこなして残りの時間をプライベートや勉強に時間に充てたいですが、受注状況をみる限り1月は特に厳しいかと…。(逆に仕事に恵まれて嬉しいとも言えますが…。)

何が言いたいかというと、独立開業前に危惧していた「仕事がない。食っていけない」のような状態には現時点では陥っていないということです。

開業してから飛び込み営業や紹介会社を通じての営業を一切せず、心身ともに無理のない営業活動を継続していますが、現時点で食っていけています。

「仕事がない期間」も積極的に捉えられる

将来「仕事がない月」も発生するかもしれません。

商売は水物なので可能性はあると思います。

ただ、「仕事がない月」も今の自分なら「今は事業を見直すちょうどいい時期。余った時間を使って事業内容や集客方法を見直そう」など積極的な考えができると思います。

積極的に考えられるようになった要因は、これまでの営業活動を通じて受注して売上をあげたことで資金に余力ができたことが一番ではありますが、顧客ゼロの開業から食える状態になった今に至るまでの経験値、営業活動のトライ&エラーの経験値が今の私に勇気と自信を与えてくれるからだと考えます。

「独立開業後、食っていけるか?」 という不安がブレーキとなって独立に踏み切れず悶々とした時を過ごすのではなく、思い切って独立して個人的に良かったなと思います。


プロフィール

相続税・贈与税サービス

定期的なサポートサービス

単発のサービス

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■編集後記

午前中は税理士業。午後は地元の商工会の年賀交歓会に参加。

■運動は仕事

パーピージャンプ×20回

税理士 丹尾淳史
税理士 丹尾淳史

1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら

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