コロナ渦で働き方が「事務所勤め」から「在宅ワーク」に変化しました。
在宅ワークを今でも続ける理由、今後も続けたい理由を整理しました。
「意思決定の範囲」が拡大
私自身、勤務税理士時代のときに「事務所勤め」から「在宅ワーク」に働き方が変わった人間の1人でしたが、独立開業や会社員(勤務税理士)問わず、働き方が「在宅ワーク」になったことで「意思決定の範囲」が拡大したと思います。
働き方が在宅ワークになったことにより、
訪問や打合せなど、どうしても時間的な制約を受けることもありますが、例えばそれ以外の始業時刻や昼休みの時間、終業時刻などはある程度自分で調整できるようになりました。
当時は事務所の始業時刻が9:30でしたが、私は8:00から仕事をしていましたし、1:30早く仕事を開始したぶん、早めに仕事を終えていました。(もちろん残業が発生した場合には残業代もつけていました。)
働く場所も自分で選べるようになりました。
基本は当時1人暮らしをしていたマンションで在宅ワークをしていましたが、「なんか飽きた」と感じたときは自然豊かな滋賀の実家に移動して在宅ワークをしていました。
「時間」的、「空間」的な要素を自分の意思で決定できるのは在宅ワークの強みだと思います。
個人的には「意思決定の範囲の広さ」こそがの人の幸福につながると考えているので、在宅ワークで幸福度がアップしたかなと思います。
健康アップにつながる
私の身近なヒト、例えば姉の家族をみても在宅ワークが「からだ」と「こころ」を健康にしていることを実感しています。
姉の旦那さんの職業はSEで、コロナ渦において働き方が「事務所出勤」から「在宅ワーク」に代わった人間の1人です。
在宅ワークの期間は今夏で2年となり、おそらく今後も在宅ワークのよう。
面白いのがコロナ渦になってから旦那さんを会うたびに身体がどんどんスリムになっておられます。
その理由をきくと、仕事の合間に子どものテニスの練習相手をしており、日頃からスポーツをする習慣が身についたからとのことでした。
また、子どものテニスの練習相手をすることで「子どもの成長している姿を間近で見ることができるのが嬉しい」とおっしゃられていました。
家族とスポーツをし、家族と過ごす時間が増えたことで「からだ」と「こころ」の健康アップにつながっていると思います。
私自身も働き方が在宅ワークになってから、通勤時間が浮いた分、ランニングや筋トレをする時間帯が増えたこともあり、体重が80kg台→70kg台となりました。
また、在宅ワーク化に併せて独立開業をて、仕事を自分の意思で自由にできるようになったこともあり、昔よりも更に税理士の仕事が好きになったと思います。
「働き方の選択肢」が増えた!
コロナ後は、私の周りでは特に「働き方の選択肢」が増えた、又は、増やそうとする人が増加したと思います。
今年は支部活動の一環で地元の税務相談をしていましたが、副業の税務申告の仕方(事業所得と雑所得の区別)や副業を本業にしたいという方の相談が比較的多かったという印象です。
相談者の多くは在宅ワーク組。
通勤時間の削減、業務のスリム化(無駄な会議の減少)などにより、空いた時間で「副業」をしようという方が多かったです。
多くの方は、売上規模の小さい、まだ育んでいる最中の事業でしたが、ご自身の副業を話されているときは表情がいきいきとされていました。
コロナ渦で、社会や世間の固定概念をいったん度返しして「自分にとって何が大切か」を真剣に考える機会を得た方もおられると思います。(私もそのうちの1人。)
自分にとって大切なものを守るために「自分なりの働き方」を追求する、そして、コロナ渦を経て、それがしやすい社会になったと私は感じています。
私自身、「自分なり働き方」を追求するきっかけが「在宅ワーク」だったので、今後も在宅ワークという働き方を自分なりに極めていければと思います。
■編集後記。
1日税理士業(相続税業務と打合せが2件)
■運動は仕事
仕事の合間に筋トレ。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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