【独立開業】独立当初の「お客さまが自分を選んでくれるのか?」という悩みは結果的に杞憂(きゆう)に過ぎなかったという話。

早朝神社巡りをした後の朝食
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税理士
にお あつし

こんにちは!

マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する

京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。

繁忙期真っ最中なのでショートブログの読み物を投稿いたします。

今回は、「お客さまが自分を選んでくれるのか?」という悩みは杞憂だったという話、について述べてみました。

独立前や独立した当初は「お客さまが自分を選んでくれるか?」という悩みを持っていました。

これは主に独立をしたことのない人間や税理士でもない人間から「独立」についてネガティブな発言を多く聞かされたことがその要因かなと…。

私の経験でいうと、

機械メーカー勤務時代に製造部の経理の上司からは

「俺の知り合いで税理士の資格をとった人間が何人がいるが、結局食べていけてるのは既存の顧客をもつ税理士2世や3世だけ。」

個人事務所勤務時代に番頭さんからは

「税理士を必要とする規模の事業者には既に顧問税理士がついている。独立しても顧問を獲得するのは難しい。独立する必要もないから税理士資格なんて意味がない」

独立後に挨拶に行った社会保険労務士さんからは

「士業でも特に税理士は食えない人が多いし、何人も廃業した人を知っている。税理士の独立は士業のなかでも一番いばらの道だ。その代わりに俺から顧客を紹介してやるから契約期間中は顧問料の3割を仲介手数料として請求していいよね?」

などの独立についてネガティブな発言を(聞きたくもないのに)第3者から聞かされました。

そのため独立当初、特に顧客ゼロの期間は「自分を選んでくれるお客さまはいないのではないか?」という不安をもつように。

では、独立して2年と10か月経過し、実際どうだったかというと、

「自分を選んで頂いたお客さまは多くいた」ということになります。

例えば、以下のようなお客さまに需要があったかと。

⑴無資格職員ばかりの訪問に疑問をもち、顧問料を払うなら税理士本人に訪問してほしいと思うお客さま

⑵通常の税務顧問に加えて自社株の事業承継や個人財産の相続についても相談できる税理士を探しているお客さま

⑶クラウド会計を利用して経理効率化のための経理システムの構築をサポートしてくれる税理士を探しているお客さま

⑷顧問税理士が高齢でやむを得なく廃業し、代わりに新しい税理士を探していたお客さま

⑸あと意外に多かったのが、顧問税理士が急に音信不通になったり申告期限までに申告書を提出してくれなかったため(実務の経験が浅い又はないのか、経理や税務申告書を本人では作成できず、外部の下請業者や従業員に任せっきりの税理士が典型的な例)、今度こそ依頼した業務をしっかりこなせる税理士を探しているお客さま

などです。

あとは上記のようなお客さまに自分の存在をどう伝えるか、自分という税理士をどうやって知ってもらえるか、そのための営業活動を地道に続けることが大切かなと。

軌道に乗る時期は人によって様々ですが、地道に営業活動を続け、依頼があった案件には誠意をもって仕事をし信頼を得ることできれば、いずれ軌道に乗り食べていけるようになります。

根拠のない他人の意見に惑わされず、自分を信じて営業活動を地道に続けましょう。(私はネットとリアル対面の両方で営業活動を続けています。)

そうすれば独立前や独立直後の不安は杞憂(きゆう)に終わるかなと思います。

▢編集後記

本日は実家からスタート。

12月決算の税務顧問先に訪問して決算報告。

お昼前に実家に戻るとエアコンが不調とのことでフィルター掃除を手伝いました。

午後から確定申告業務など。

粒の大きい雨でしたね。もう少し気温が低いとみぞれだったかなと。

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