働き方をオフィス勤務からリモートワークに変えたことで通勤時間を省くことができ、そのぶん自分の時間をもつことができた人も多いと思います。
いっぽう、仕事とプライベートの境界がなくなり寝る以外にはずっと仕事を(会社から)させられている人も見かけます。
今回は実例を紹介しつつ、自分の実情と考えを述べたいと思います。
リモートワークを自分のものにしている人
身近な存在でいうと姉の旦那さんがそうだと思います。
コロナ前はオフィスで通勤。
夜まで仕事をすることが多く帰宅時間も遅いため、平日はなかなか運動する時間や家族との時間がとれないとのことでした。
コロナ後は働き方がリモートワークに一気に激変。
社内会議の回数も減り、通勤時間も省略。
その空いた時間を上手く活用して、平日毎日運動の時間に充てられています。
ちょうど息子さんが硬式テニスをしていることもあり、息子さんの練習相手になることも。
リモートワークで「運動の時間」と「家族との時間」を得ることができました。
これは健康面でも精神面でもプラスです。
こういった働き方が、リモートワークの自分のものにしている人の働き方です。
リモートワークを自分のものにできていない人
リモートワークによって会社の監視から少し自由となりましたが、このことを言いことに無茶苦茶な仕事量をお構いなしに振ってくるモンスター上司の事例もたまに聞きます。
モンスター上司と仕事をすることになった知人は、その膨大な量の仕事をこなすために深夜3時までに仕事、朝も会社の営業時間直前までギリギリまで寝るという生活を送り、何度も「会社を辞めたるわ!」と思うほど精神的にまいっていました。
360協定にひっかかりそうな社員は会社もすぐ気づくと思われがちですが、こういった会社は残業を自己申告制にしており、スタッフに残業時間をチャージさせない雰囲気をつくるのが上手いです。(表面的には残業時間を全てチャージするようにスタッフに通知するも、その代わり人事評価は下げるよという雰囲気を間接的につくるのうまい。)
リモートワークを自分のものにできないどころか、リモートワークによって更に自分の時間が他人に奪われることになりました。
そういった一例です。
リモートワークを自分のものにできているか?
「リモートワークを自分のものにできているか?」
その質問については、「できている」と回答したいです。
勤務税理士時代からリモートワークのスタイルで働いており、独立開業後をそのスタイルを継続しています。
勤務税理士時代→独立開業で変化したことは、
➀仕事をする時間帯が
勤務時代→09:30~21:00
独立時代→07:00~6:00 ※夜型生活から朝方生活に変更
➁筋トレや運動
勤務時代→仕事中はもちろん、かつ、仕事が終わる時間帯が遅く運動する時間が確保できない。結果、不健康な体つきになる。
独立時代→仕事の合間にも筋トレをして、各部位を鍛える。仕事も夕方には終えるのでランニングに時間を充てることができる。結果、健康の身体を維持することができる。
③意思決定
勤務時代→上司の意思がすべて。裁量権はなし。本業(お客さまへの仕事)以外の仕事(頭数合わせのためだけの会議など)も時間を割く。
独立時代→自分の意思がすべて。裁量権はあり。本業(お客さまへの仕事)に多くの時間を充てることができる。
かなと思います。
あくまで運動好きの朝方人間の私目線ですが、独立開業した人で勤務時代よりも生活が悪化した人もおられます。
例えば、深夜まで呑んで翌朝10:00頃に起床。その後2日酔いの頭の冴えない状態でダラダラと仕事、これが日常になっている人もたまにみかけます。
独立開業後に大切なのは、他人の意見は参考程度にして自分の意思決定を大切にすること、自分の生活スタイルにこだわること、そして継続することだと思います。
個人的に日本の伝統的な生活や法律を守ることは大切ですが、それ以外の他人がつくった社内ルールや組織の慣習に縛られず、自分らしく生きていきたいと思います。
■編集後記
午前中、ブログ&顧問業務
午後から資産税業務&夕方ランニング
今日は5;30に起床しました(^^)/
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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