学生時代に培った自主練習の経験
中学、高校、大学の10年間、陸上経験をふりかえり・・・。
高校時代は、顧問の先生が「生徒が自分で練習メニューをつくる」ことに重きを置かれていたこともあり、その頃から自分で目標タイムを設定し自分で練習メニューをつくることが習慣となりました。
大学時代は、多くの同級生が4年生の春頃に引退する中、私は秋の大会まで(トラックレースのシーズンオフになるまで)出場し続けました。
夏から秋のトレーニングは大学の陸上競技場で同級生や後輩と一緒に練習するのではなく、実家で1人で練習メニューを計画しながら、学生連盟が主催する大会以外の大会にも出場し、自己ベスト更新を目標にトレーニングを積んでいました。(自己ベストを更新したのは学生連盟主催の関西学年別大会でしたが(笑))
その頃から集団で他者から与えられた練習メニューをこなすよりも、自分1人で練習メニューを計画して目標にむかってトレーニングをするのが好きだったのかなと思います。
自主練習の経験が独立後の原動力
自分個人で目標を設定し、自分で練習メニューを計画して、目標にむかってトレーニングをする経験。
この経験は、独立後、大いに役に立っています。
数字の面でいうと
・年間いくら稼ぎたい
・数年後には純金融資産保有額がいくらになっていたい
仕事の面でいうと
・こんな商品やサービスを開発してお客さまに提供したい。
・紹介ルートやホームページから問い合わせのルートでお客さまを獲得したい
など、自分で目標を設定し、その目標のために仕事をたんたんとこなすことが得意だったりします。
独立したら自由な分怠けてしまい、生活習慣が乱れるなど噂に聴いたことがありますが、私はそれには当てはまらなかったです。
こう考えると、「自分で目標を設定し、その目標のために仕事をたんたんとこなす」ことができるのが、学生時代の自主練習がその原動力になっているものと思います。(学生時代の自主練習の経験を独立後の仕事に活かしているかなと…)
勤務よりも独立のほうが自分の経験を原動力にしやすい
陸上部時代に「自分で練習メニューを計画して、目標にむかってトレーニングをする」ことが好きになったのかの理由を突き詰めていくと、その習慣には「人が幸福を感じる要素」のひとつ、「自分で自由に意思決定し行動する」という要素が含まれているからだと思います。
この「自分で自由に意思決定し行動する」ことは、学生時代までは実現しやすいですが、社会人になると実現しにくいものと思います。(私の10年以上の会社員時代の経験も踏まえて)
特に勤め人として組織の中で働く場合、
優先されるべきものは個人の意思ではなく、組織や会社、上司などの第3社者の意思となり、自分の意思で自由に行動するのは難しいものと思います。(こういう背景もあり「昔は、若い頃は良かった」と言う人が多いのかなと)
私の経験上、この問題は独立することで解決できます。
もちろん独立後は不安定となり、リスクも生じますが、これも陸上時代の経験を応用して、自分で目標を設定し、その目標に向かって行動を継続すれば、そのリスクを逓減することもできます。
自分の人生の多くの場面で「自分で自由に意思決定し行動する」ことを実現できるということは、自分の人生を幸せをし、自分の周囲の人にも勇気と元気を与えることができると私は信じています。
自分で自由に意思決定し行動できる世界を自分でつくること大切。
本業のほかにも、副業や趣味の世界でその世界をつくることができますので、自分の人生の中に
「自分で自由に意思決定し行動する」という要素をこれからも多く生み出していきたいです。
-編集後記-
1日税理士業。
天気は怪しいですが、夕方ロードバイクでトレーニングできればと思います。
こんにちは!
マラソン・バイク・フルートをこよなく愛する
京都府長岡京市在住の税理士の丹尾 淳史(にお あつし)です。
今回は、独立後の原動力が学生時代に培ったものにある、ということについて綴ってみました。