会社勤め(勤務税理士も含む)をしている場合、独立の相談ができる開業税理士に出会う機会は少ないと思います。(数名の開業税理士の知り合いはいましたが、相談できる程仲が良かったわけではないので…)
今、所属しているコミュニティに 独立の相談ができる開業税理士 がいない場合には、まったく別のコミュニティに顔を出してみましょう。
私の場合は、地元の税理士の青年部会のコミュニティに顔を出して、独立の相談できる開業税理士に出会うことができました。
地元の税理士部会の活動に真剣に参加
地元の税理士の青年部会で、独立の相談ができる開業税理士の先輩に知り合うことはできました。
1人は当時の青年部会全体の部長、もう一人は私が所属していた研究部の部長です。
お二人には私が開業間もない頃暇をしているときに仕事を分けて頂くなど、独立開業を後押しして頂きました。
お二人とは今でも一緒に仕事をすることもありますし、顔を合わせる度にいろいろアドバイスを頂いており本当に感謝しています。
当時の研究部の研究テーマが事業承継税制で個人的に興味があったこともあり、私も自発的に活動をしました。
秋の公開勉強会で講師も務めましたし、事業承継税制の申請手続きマニュアルも主導で作成しました。
自分が部長の年に、頑張ってくれる部員は可愛いもんです。
お二人とはそういった縁もあり、今でも可愛がって頂いています。
独立の相談ができる開業税理士の数は少ない。
ただ、地元の税理士の青年部会で 独立の相談ができる開業税理士が多いかというとそうではないと思います。
ほとんどの方が2世・3世の税理士の方か地元の税理士事務所にお勤めされている勤務税理士の方が多かったいう印象です。(たまたまかもしれませんが・・・)
お二人の 独立の相談ができる開業税理士に出会えたことは幸運だったかもしれません。
お二人とは、「スタッフとして働きながら税理士試験に挑戦し続けたこと」「顧客ゼロからの開業スタートだったこと」「親が税理士ではない、自分の代からの開業だったこと」などいくつかの共通点があり、その共通点があったからこそ似たような境遇である自分を気にかけて頂いたのかなと思います。
アドバイスは素直に受け止めて行動してみる
アドバイスを頂いたことをここで詳細には語れませんが、お二人からは顧客を獲得するためのヒント、金融機関や他士業の先生との付き合い方、支部活動との関わり方、税理士業界全体の仕組みなどたくさんの内容を教えて頂きました。
独立開業後は自分の意思で自由に行動できるので、頂いたアドバイスについて単に聞いて「ふむ、ふむ」と相槌をうつのではなく、実際に行動に移すことを私はこころがけています。
実際に行動を移してみて、効果があったものはそのまま継続すればいいし、効果がなかったものは「自分には合わなかったのかな」と考え、別の新しいことに行動を移せばいいと思います。
勤務している場合には、組織の看板を背負う必要があり、自分の本心とは違う行動をしてちぐはぐになることは頻繁にありますが、独立開業して自分の意思で行動できるようになれば意外と素直になれるものです。
また、最近では繰り返し行動を続けることで、徐々にですが自然と仕事が自分のもとへ舞い込んでくるもんだなと実感しています。
独立開業後は、子どものように裏表のない素直な人間であり続けたいと考えています。
■編集後記
ブログ
一日税理士業。(相続税申告業務など)
■運動は仕事
バービージャンプ10回×8セット。
1984年10月30日生まれ。滋賀県大津市生まれ。京都府長岡京市在住。ひとり税理士。相続や会社・フリーランスのための経理やお金を残すサポートが得意。前職は営業マン⇒製造(フォークリフトマン&夜勤塗装)⇒フリーター⇒税理士補助といろんな職種を経験。ビッグ4(現:デロイトトーマツ税理士法人)にも在籍。いい意味で税理士っぽくない税理士。趣味はランニング、バイク、フルート、風景写真。詳細はこちら
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