【一時支援金】なぜ事前確認を設けて申請者ごとに確認過程に顕著な違いを設けたのか?国が求める事業主の能力とは?

一時支援金
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一時支援金の支援金の申請受付が3月8日(月)から開始されましたね。

今回の「一時支援金」は前回の持続化給付金のとは異なり、なぜ申請前にわざわざ事前確認という手続きを設けて、申請者ごとに確認過程において顕著な違いを設定したのかということを考察しながら、今後事業主に求められる能力について整理しました。

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なぜ事前確認を設けたのか

事前確認と申請時に必要な書類を区分➀「商工会の会員、顧問税理士等がいる場合、金融機関と融資取引がある場合」と区分②「それ以外(白色申告者など(例:主に小規模な個人事業主やフリーランス))」に分けてまとめてみました。

事前確認 申請時書類

上記表を見ていると区分➀区分②の違いは事前確認の手間となります。

区分➀の申請者の場合は、「事前確認は給付金を正しく理解しているかの確認」のみだけであり電話での回答でOKなので確認時間は5分~10分程で済みます

いっぽう区分②の申請者の場合は、「事前確認は給付金を正しく理解しているかの確認」と「事業を実施しているかの確認」の両方が必要であり、「事業を実施しているかの確認」にはサンプリング調査の手続き等も要するため対面又はTV会議での対応となります。確認時間は30分~60分程要することになります。

区分➀の申請者区分②の申請者とで事前確認作業の過程に大きく違いを設けた理由としては、持続化給付金のときに不正受給をした者が白色申告を代表する個人事業主やフリーランスが多かったからだと思います。(不正受給者が一番装いやすかったのが、複式簿記で帳簿をつけることを要しない白色申告の個人事業主やフリーランスだったということ。)

そのため区分②の申請者については、事前確認のハードルを高くすることで不正受給を徹底的に防止することが国側の狙いでもあります。

区分➀の申請者と区分②の申請者の社会的信用度の違い

ところで、区分➀について、「顧問税理士等がいる者」「金融機関と融資取引がある者」「商工会の会員の者」を挙げましたが、これらのほとんどが実は同一人物であると個人的には考えています。

つまり、顧問税理士等がいる者は、金融機関の融資取引をしている者でもあり、商工会の会員でもある場合が多いということです。

特に「顧問税理士等がいる者」と「金融機関の融資取引をしている者」には密接な関係があり、ポイントは「会計・簿記」だと思います。

金融機関が事業主に融資をする際に、その事業主の財務諸表を見ますが単に数字を見るだけでなく、その財務諸表の情報が信頼に足りうるものかを慎重に判断することになります。当然、事業主に顧問税理士がいるかを確認し、財務諸表の情報についてその顧問税理士に直接ヒアリングすることもあります。

一般的にその事業主に顧問税理士がついていると会計処理が適切であるということで財務情報の信頼性が担保され融資が通りやすくなります。

また、そういった事業主は地元の商工会の会員となり販路拡大のための活動や補助金申請をしている方が多いです。

今回、区分➀の申請者区分②の申請者で事前確認の過程に顕著な違いを設けたということは区分➀に該当する者と区分②に該当する者は社会的信用度に大きな違いがあるということを国側が間接的に伝えたったものと思います。

区分②の申請者は複式簿記の勉強からはじめる

区分➀の申請者の多くは主に法人や青色申告の個人事業主で、普段から税理士、銀行員、商工会の人間と会う機会が多いです。

また、銀行から融資を依頼する際、商工会の補助金を申請する際には自社の財務状況や営業成績を担当者にプレゼンする必要があります。

自社の財務状況や営業成績をプレゼンをする際には最低限の複式簿記の知識が必要となります。

区分➀の申請者は複式簿記の知識を自分で勉強したり税理士との対話を通じて学んでいます。

いっぽうで区分②の申請者の多くは白色申告の個人事業主やフリーランスが多く、単式簿記(損益だけ計算する簿記知識)しか知らない人が多いと思います

単式簿記だけだと損益計算書(収支内訳書)しか作成できず、銀行融資に必要な貸借対照表を作成できないため、創業融資以外の銀行融資を受けるにはハードルが高くなります。

区分②の申請者がその壁を突破するためには、まずは複式簿記を勉強することをおすすめいたします。

簿記2級・3級を勉強するのもいいですし、税理士と知り合い付き合っていくなかで複式簿記の知識を高めていくにもありだと思います。

複式簿記を勉強して自分の事業の財務状況を経営成績を把握して第3者にプレゼンすることができれば、その頃には自然と区分➀の申請者になっていると思います。

所得税の確定申告でも、区分➀の申請者に多い青色申告と区分②の申請者に多い白色申告との大きな違いは記帳方法を「複式簿記」又は「単式簿記」のどちらかを採用しているかです

まずは、複式簿記の壁を突破しましょう!!!

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